■ [大事なこと]引退
酔ったせいか、ふと気づきました。
もし、『学び合い』が広がり、一定数の人が『学び合い』の考えを理解し、実践しようとする人がいて、同じ職場にサポートするような状態が生まれたら。いつか分かりませんが。
その時、私は小さくまとまるでしょう。大きな流れになったことを楽しまないと思います。
理由は、私を突き動かすものは、子どもが不幸であることが辛いから。それを軽減することをし続けることによって苦しみから逃れています。幸せを願うより、不幸が辛いのです。だから、そのことを誰かが背負ってもらえたら、引きこもりたい(平均的な教員以上に給料分は働きます)。
■ [ゼミ]凄い
本日、越後『学び合い』の会の2日目が終わりました。
素晴らしいものです。私は1回だけ全体に向かってその意味を語っただけです。でも、経験の何もない学生たちがほとんどを占めている西川ゼミでこのレベルのことを成し遂げていることに畏怖します。私は全国レベルの学会の事務局を5回担当しました。その時に、どれほどのことがあるかを知っています。一人一人の学生の多くは「兄ちゃん」、「姉ちゃん」です。現職院生もいますが、仕切るわけではありません。
嬉しいのですが、心がざわつきます。
何故だろう?と思いました。
分かりました。というか、最初から分かっていたのですが、「この集団の管理者が私でいいのか?」と思ったからです。彼らの管理職に値するのだろうか?私は彼らにどのようなミッションを与えるべきなのか?と考えています。
実行力において、教員養成系大学最強のゼミと思います。
急流で舟をコントロールするには、急流より早く進まなければなりません。彼らが思いもつかない、彼らの人生に資するものは何かを生み出せる私にならねばならない。五十後半の私にはハードなミッションです。