■ [大事なこと]志
私の父が語ったことで、ハッキリと覚えていることは多くはありません。その中の一つは「人の値打ちは、葬式で泣く人の数で分かる」というものです。それを初めて聞いた子どもの時は、その意味はよく分かりませんでした。しかし、父が思いを込めて語っていることは分かったので覚えているのでしょう。今は分かります。
祝儀、不祝儀の違いはあれど、節目節目にどのような人が集まるかは人の価値を示すもののように思います。
本日、ある方の結婚式がありました。長いつきあいです。FBには情報が流れます。実に多様な人が参加したことが分かります。凄いな~っと思います。でも、そうだよね、とも思います。長期間、色々な人のことを思い、行動した人だからだと思います。長期間行動できるのは真の志がないと出来ません。
これからの人生、不義理をしても奥様を大事にすることが大事です。奥様を大事にして、それでいて志を維持する、これからは知恵が必要です。
人が幸せになることは、ホッとします。
■ [大事なこと]カリキュラム・マネジメント
現在、書店に行けばアクティブ・ラーニング本が山のように溢れています。その初期に私はアクティブ・ラーニング本を書きました。自画自賛で恐縮ですが、とても意味があったと思います。私の本では「アクティブ・ラーニングをどのようにやればいいのか」だけではなく「アクティブ・ラーニングはどのような時代背景に基づき生まれたか」を書きました。書店に並ぶ本の多くは「アクティブ・ラーニングをどのようにやればいいのか」だけの本が大部分ですが、本読むような教師は「今までの延長上」では間に合わないということを知識としては知っていると思います。これによって総合的な学習の時間がクロスカリキュラムに堕落してしまった轍を踏む危険性を大幅に軽減したと思います。
カリキュラム・マネジメントに関しても同じ役割を果たしたいと思っています。
カリキュラム・マネジメントを理解する方法はアクティブ・ラーニングの時と同じで色々です。「今までの延長上でいいんです」というものもありです。しかし、それではカリキュラム・マネジメントで求められていることは実現できません。だから、アクティブ・ラーニングと同じように「カリキュラム・マネジメントをどのようにやればいいのか」だけではなく「カリキュラム・マネジメントはどのような時代背景に基づき生まれたか」を書く本を世に出したいと思います。
カリキュラム・マネジメントとは何でしょうか?
一言で言えば、教師集団のアクティブ・ラーニングです。
こう考えると、スッキリと理解できますよ。
ただし、今までの延長上のアクティブ・ラーニングでは不可能です。でも、『学び合い』は可能です。だって、『学び合い』は子どもを大人扱いしていますから。ふぉふぉふぉ
■ [嬉しい]現在進行形
私には頼れる仲間が全国にいます。また、頼れる編集者がいます。ありがたいことです。
新年度に間に合うように現在進行している本を数えてみました。
その結果、23でした。単著はその中の3だけで、あとは編著です。
急がねばなりません。現在進行形で、奈落の底に突き落とされている子どもが量産されています。教師の目には普通の生活が送れると思っている子どもも半数近くは奈落に落ちます。急がねばなりません。いや、教師も今のままでは奈落に落ちるのも時間の問題です。
医者ですらカウントダウンなのですから。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/enokieisuke/20161023-00063553/
財務省はネットやAIを活用すれば、大幅に人員削減が可能であることは気づいているはずです。ただ、それを国会で通すには国民がそれを理解しなければならない。でも、その保護者はネットを活用している世代に変わっているのです。
現在、日本全国で急速に小規模校の統合が進んでいます。何故でしょうか?昔は地域が一丸となって統合反対でした。ところが、現在の保護者は小規模校を避けるようになったからです。だから反対が腰砕けになります。だからです。保護者はどんどん変わっています。