■ [お誘い]子どもを軸にしたカリキュラム・マネジメント 教科をつなぐ『学び合い』アクティブ・ラーニング
![子どもを軸にしたカリキュラム・マネジメント 教科をつなぐ『学び合い』アクティブ・ラーニング - 西川純のメモ のブックマークコメント 子どもを軸にしたカリキュラム・マネジメント 教科をつなぐ『学び合い』アクティブ・ラーニング - 西川純のメモ のブックマークコメント](http://r.hatena.ne.jp/images/popup.gif)
連日の自著の宣伝すみません。ただ、一つ一つが違った目的で書いたのでまとめられないのです。
さて、カリキュラム・マネジメントに関して、本日も現職院生の方から質問を受けました。簡単に言えば、「カリキュラム・マネジメントって何ですか?」です。私の応えは以下の通りです。
『中央教育審議会の答申は多種多様な委員の合議によります。多士済々の方々が違った願いと前提で議論している。それをまとめる方法は、全ての委員の意見を羅列せざるを得ないよ。だから答申を読んでも何が何だか分からない。じゃあどうするか?自分なりに答申を流れを創らなければならない。カリキュラム・マネジメントも色々な解釈を創ることが出来る。それを持たなければ、何にも生まれない。私は私の解釈を創った。それは「子どもを軸にしたカリキュラム・マネジメント 教科をつなぐ『学び合い』アクティブ・ラーニング」(www.amazon.co.jp/dp/4182719255)の最初の部分に書いた。単純バカの私が書いたから、もっとも単純で汎用性の高い解釈だと思います。読んでみてね』
カリキュラム・マネジメントの本体は教科横断の所にあると思います。何故そう判断したかの根拠は本をお読みください。この本の中には様々な教科の授業が『学び合い』の考えだと問題なく繋がることを示しています。
なお、この本の特徴は、今まで他の本では紹介しきれなかった、図画工作、音楽、技術、体育、家庭科の実践者の文章を含む、多様な学校段階・教科の実践を掲載しています。また、多種多様な学校創りの事例も紹介しています。
■ [お誘い]ドキュメント
![ドキュメント - 西川純のメモ のブックマークコメント ドキュメント - 西川純のメモ のブックマークコメント](http://r.hatena.ne.jp/images/popup.gif)
ある日、一人の中学校教師が上越に来て私と議論しました。学校に戻って『学び合い』を実践し、学校に広めました。当然、山あり、谷ありです。幸い、2代続けて校長のサポートも受けました。そして、全校体制の『学び合い』がなりたちました。そうしたら、地域のトップ校の合格者が倍増しました。
そんな学校に何が起こったかを知りたいと思いませんか。
「『学び合い』で始めるカリキュラム・マネジメント 学力向上編」(www.amazon.co.jp/dp/4491033390)
この本の売りは、その先生、校長先生の文章だけではなく、「最初は疑問を持っていた先生」、「途中から赴任した先生」、子ども、保護者、事務、用務、地域の人等々の様々な文章によって構成されている点です。凄いですよ。