■ [大事なこと]要領の良さ
私は教職大学の現メンバーの採用・昇進のためにかなりのことをやった自負があります。かなり長期間の政治もしますし、時には、怒鳴り合い(もちろん、大人の作法で)の会議もします。学術論文の業績が必要な人には、ゼミ生と同じように指導します。
何故か?
それが自分にとって幸せに繋がるからです。
自分が幸せであるためには、私と関わる人が幸せであらねばならない。
もちろん、全部、上手くいくとは分かりません。でも、そのために全力を尽くしているならば、自分が幸せであることを許される「かもしれない」。
だから、自分のために全力を尽くします。
追伸 ある私より若年の同僚に釘を刺しました。
有能であることより、有能であり続けることは遙かに難しい。有能であり続けるためには、同僚にとってメリットのある存在であり続けなければならない。女の嫉妬より、男の嫉妬の方が根が深い。それが嫌なら凡庸でありなさい。と
幸い、私の弟子は、よく分かっています。
追伸2 上記を学べたのは、いまはお亡くなりになったボスのおかげです。ボスは意識しなくても、そういう行動をし続ける人でした。ある意味、とても得な人生をおくったと思います。
■ [大事なこと]論点
『学び合い』の仲間にアドバイスします。
今後の教育に関して議論するとき、まず、公的文章をちゃんと読んで、その言葉を使って下さい。不毛な議論を避けることが出来ますよ。
次に、know-howではなくknow-whyで議論しましょう。それも実証的なデータを元に。そのデータは本にしてみなさんに提供しています。それをもとに、子どもを大人にすることを誰かに丸投げする論をついて下さい。おそらく、そこが一番弱いところです。
曖昧模糊とした、美辞麗句に相手をしてはいけません。
公的文章と、実証的なデータ。
もう一つ大事なこと。
『学び合い』のセオリーです。
分からない人を説得しようとしては駄目です。分かりたくないのですから。大事なのは中間層。もっと言えば、アーリーアダプターなのです。
■ [お誘い]福岡の会
6月24日に福岡で『学び合い』の会が開かれます。お誘いします。https://www.facebook.com/events/1684980651797040/