■ [大事なこと]人工知能
最近、人工知能の本を集中的に読みました。そして分かったことがあります。私はこれ以上、読む必要性がないということです。
何故かと言えば、理由は二つです。
第一に、人工知能の発達や特性について、専門としている人達でも全く異なるということです。もちろん、基礎となるディープラーニングの説明は同じです。でも、そこから引き出されるものは違います。共通して書いてあることは、大まかに言えば、現状の仕事の多くは人工知能に置き換わると言うことです。こんなことだったら本を読む前から知っていることです。つまり、先読みせずに、その場その場で柔軟に対応することが大事だと言うことです。
第二に、人工知能の発達する社会の中で人類の武器とするものは何かということに関して、創造性とか直感とか書いてあるのです。でも、そのレベルのことを獲得できる人は全人口の1%もいないと思っています。私のテーマは「一人も見捨てず」なのです。では、私の考えている人類の武器は何か、です。
ホモサピエンスは群れて生活し、同種と生殖するようにプログラミングされています。つまり、直接の繋がりとその経験が武器になると思っています。もちろん、ヴァーチャル・リアリティと同時翻訳によって繋がりの範囲は格段に広がります。しかし、ダンバーの社会脳仮説によれば我々は150人ぐらいしか本当に繋がれません。その150人が勝負です。
ということを前から思っていました。で、人工知能の本を片っ端から読みましたが、全ての人が獲得できるレベルの人類の武器に関して、私以上の解を出した人はいなかったのです。で、確信を得ました。