■ [嬉しい]追いついてきた
私の予想したことが、どんどん本当になっている。時代が追いついてきた。ま、現状にとらわれていなければ、論理的帰結だから。でも、2030年の本、今度の本に書いたことが時代が追いつくのはいつ頃だろう。ものすごく早いかも。まあ、『学び合い』の実践者だったら、全然大丈夫だけど。https://digital.asahi.com/articles/DA3S13523892.html?_requesturl=articles%2FDA3S13523892.html&rm=150
■ [大事なこと]子どもの会話
『学び合い』における子どもの会話を分析すると、それは大人の会話と同じであることを何度も発見します。
『学び合い』のクラスで子ども達がクラスの問題を話し合っているところを聞いていると、「え、何話しているの?」と何も分からず隣のこに聞いている子どもがいます。その中で、自分たちなりの案を4、5人で議論している子どももいます。自分なりの案を持っていて、4、5人に話している子がいます。その子ども達が流動的に移動し、意見の交流がなされるのです。そのうちにだいたいの結論が出来たとき、それを確認・決定するために全員が黙って、一人がそれを確認する、という流れになります。
健全な職員室だったら、そんな風ではありませんか?
何を決めなければならないかが分からず隣の先生に聞いている人。その中で、自分たちなりの案を4、5人で議論している先生たちもいます。自分なりの案を持っていて、4、5人に話している先生がいます。その先生達が流動的に移動し、意見の交流がなされるのです。そのうちにだいたいの結論が出来たとき、それを確認・決定するために全員が黙って、一人がそれを確認する、という流れになります。
さて、そもそも何を話しているのかさえも理解していない子どもが2、3割いる状態で、全員で会議させたら何が起こると思いますか?既にその事を理解し、自分なりの案を持っている子どもが会議を主導します。そして、半数の子どもは「まあ、それでいいんだろうな」と思い、2、3割の子どもはちんぷんかんぷんで終わります。そういう職員会議は多いですよね。
健全な職員会議ならば、その事の前に流動的な話し合いがあるはずなのです。