お問い合わせ  お問い合わせがありましたら、内容を明記し電子メールにてお問い合わせ下さい。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。             

2019-02-08

[]過労死ライン 07:26 過労死ライン - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 過労死ライン - 西川純のメモ 過労死ライン - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私は毎日、8時から6時15分勤務しています。土曜日、日曜日もほぼ大学に出勤しています(土日は昼は家族と食事をします)。年間、30日程度は出張をしています。上越教育大学教員の平均の5倍のゼミ生を指導しています。教職大学院開設より11年間、コース長を務めています。平均的大学教員の数十倍の論文と著書があります。

 明からに過労死ラインを超えています。が、健康です。

 理由は『学び合い』を徹底すること。そして、高校勤務時代に先輩に教えてもらったノウハウ(https://amzn.to/2N1ugsFhttps://amzn.to/2SxV6h4)を徹底しているからです。

 他の人を見ていると、すまないですが、本当に効率が悪いと思います。

[]向き合う 07:00 向き合う - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 向き合う - 西川純のメモ 向き合う - 西川純のメモ のブックマークコメント

 教師の皆様、教え子の全てと毎週5分以上話していますか?全員とですよ。これをやっている人は殆どいないと断言します。私が高校教師だったとき、全ての子どもに一言声をかけることを自分に課しました。「おい」レベルも含めてです。そのため、名票にチェックしました。かなり困難でした。だから、全ての子どもと5分以上話すことは無理だと思います。

 しかし、私は学部・大学院のゼミ生27名と毎週5分以上話しています。(https://www.youtube.com/user/TheNishikawalab/videos

 それが出来るのは『学び合い』で徹底的に運営しているからです。

 一般の学校に置き換えて西川ゼミの運営を説明します。授業はHRも含めて全て子どもたちが運営しています。ゼミとしての課題は年度当初に年間分を与えて、年度末に評価します。個別の課題は自分で考えます。子どもたちは5人~10人程度のグループを組み、1時間半私と議論するのです。話題は様々です。恋愛相談も含めます。

 これが出来るほど、徹底した『学び合い』が広がるといいなと思います。

[]頼もしい 06:04 頼もしい - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 頼もしい - 西川純のメモ 頼もしい - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日は新潟県立村松高校に行きます。

 4時限目は子どもたちに対して私が講演します。

 5,6時限はゼミ生の飛び込み授業です。

 放課後に授業検討会です。

 で、昨週、ゼミ生が授業検討会の時、私が前に座るのかを聞いたのです。最初は、何を言っているのか分かりませんでした。しばらくすると、「授業検討会は俺たちに任せろ」といいたいことが分かりました。ゼミ生の飛び込み授業は普通はゼミ生だけでいきます。当然、授業後の授業検討会ではゼミ生だけで説明しています。今回もそうしたいとのことです。笑って、うなずき、「後ろに座っているよ。そのように学校に伝えて」と申しました。

[]アドバイス 05:51 アドバイス - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - アドバイス - 西川純のメモ アドバイス - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私は教え子が小中どちらの教師になるかを悩んだら、現状では小学校を薦めます。

 と書いたら様々な反応がありました。気に障る表現でしたらお詫びします。しかし、私は学生がどのような職場に勤めるか分かりません。だから、個別事例的データでアドバイスできません。

 私のアドバイスは、客観的な事実に基づいています。文部科学省の平成28年の勤務実態調査によれば、過労死ラインを超えている教師は小学校33.5%、中学校で57.7%です。昨年度末に発表された東京都の「教員勤務実態調査」によれば中学校の過労死ラインは7割でした。