■ [大事なこと]素
私は学生時代、屑みたいな学生でした。ひげは生やす、指輪ははめる、大学にブランドもんの服を着まくりました。そのかっこで、幌付きのジープで教育実習先の筑波大学附属高校で実習を受けました。今考えると、笑えます。と、同時に、よくも許してくれたなと思います。だから、学生のバカは全て許せます。
今は、かっこは普通です。私のSNSでの発言はかなり過激です。学内政治でもかなり押しが強い。だから、かっこうはとても普通にしています。
みなさん、落語家の中でひげを生やした人が無いのは何故か知っていますか?
落語家は、女性にも、子どもにもなります。その際に、ひげを生やしているとイメージの障害になるからです。だから、落語家は「素」になるのです。
私を知る多くの人にとっては文字を通しての私でしょう。しかし、講演を聞いた方ならば、ニコニコ面白い話をしているおっさんでしょう(最後は重くなりますが)。しかし、直に私に接する人は「めんどくさい、心配性のおっさん」でしょう。そして頻繁に接するゼミ生にとっては「頭のいい中学生」でしょう。その全てが私かもしれません。それらを成り立たせるためには、私の姿はできるだけ「素」になろうとしています。
■ [大事なこと]ギャップ
私がイメージしているものと、世の中が良しとしているもののギャップが多くなっている。私自身は納得し、現状に受け入れられる記事や本を書いている。でも、現状の教育の中で地獄にたたき込まれる子どものことが分かっているので、辛い。https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000137940.html
追伸 私の判断基準は、職を失い、生活に困る子どものことを思っています。私が25歳で初めて教師になり、私を教師と認めてくれたけど、私が何も出来なかった子どもたちです。抽象的な「子ども」ではなく、常に、私の判断基準は、あの子たちに対して私はどうあるべきかです。33年たっても、そこです。