■ [大事なこと]あなたはおやり下さい
大震災が起こると、日本中からボランティアが集まります。その姿は貴いし、頭が下がります。でも、そのボランティアの人達が、ボランティアに参加していない人は上のない人達だと言ったら、どう思いますか?さらに、それに呼応して職場の会議でボランティアに参加することを決定したらどう思いますか?それも、年間に何日もです。家庭の事情があるので断りたいのですが、「困った人を助けないのか!」という雰囲気が職場に流れています。どう思いますか?
さて、この寓話で伝えたいものは何かと言えば、学校の部活です。部活指導をやりたい人はやってください。夜遅くまで、土日も無く指導することに敬意を表します。しかし、勤務時間外の勤務を強いるのは誤りです。
先の寓話を読み返して、両者の構造に違いがないことを確認して下さい。
ちなみに、私は休日無しで大学に行き、私の出来ることをやり続けています。厚生労働省の過労死レベルは優に超えています。しかし、自分で意義あることを、自分が決めたペースと順序でこなしていますので、心的負担はありません。そして、それを私の周りの人に強いたことは一遍もありませんし、頭をかすめたこともありません。