■ [ゼミ]教え子
晩酌の後、教え子の写真を見ていると苦しくなる。可愛いし、一人一人のこれからの苦難を思うと。でも、乗り越えてほしい。https://www.facebook.com/photo.php?fbid=2029781600422201&set=a.2029781623755532&type=3&theater
■ [ゼミ]非構成的
他ゼミのやっていることを観ていると西川ゼミと違うなと思います。
何か問題があったら、いろいろな仕掛けを設けて、解決しようとするのが普通です。でも、西川ゼミの場合は、問題があることを語り、解決することが得であることを語ります。そのため非常に簡単です。私はそれが一番強力だし、大人になる子どもにとって一番大事なことだと思います。
本日、他ゼミの学生からコース長としての私にあることを頼まれました。私は西川ゼミの学生だったら言うことを言いましたが、どうしても私にやってほしいとのこと。普通はそうだよな、と思って、その学生の望みを叶えました。
西川ゼミの場合、ゼミメンバーを排除するという方法以外を選択することを許しています。そして、どのような方法で解決するかは私に報告なしで決定していいことを伝えています。例外は2つです。その決定において予算を必要とすることです。決定した後に、「お金ちょうだい」は駄目だと言っています。もう一つは、西川ゼミという看板を掲げて、新たな組織と定常的な関係を結ぶ時です。これは私の承諾を必要としています。しかし、この2つ以外はゼミメンバーが話し合って決めたことに関して私に報告、連絡は不要だと言っています。そして、その決定によって発生する責任は私が負います。この関係性は、西川ゼミに入った当初はドギマギしますが、しばらくしてなれます。ようは自分たちで責任を持って判断すればいいだけのことです。
私は大学に勤めてから二十数年間、戸北先生にお仕えしました。本当にいい上司です。私が判断したことを、全面的に認めてくれました。戸北先生が副学長の時です。戸北先生との連絡が取れないが、至急の判断を必要なとき事務の人は私に連絡します。私は、「戸北先生だったら、○○と判断するよ」と言います。そして、事務の人はその言葉により事を進めます。それで成り立つ、阿吽の呼吸が成り立っていたのです。という関係なので、私は私のしたいことをどんどんやれました。その結果に関して、戸北先生が尻を拭いてくれることに不安がなかったからです。