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間合い

 長らくの私のボスは戸北先生です。でも、小さいとき遊んだ同じ集落の年上の兄ちゃんとの関係に近いものがあります。私は「戸北先生」と呼び、戸北先生は「西川くん」と呼びます。それ以外の呼び方はありません。が、それ以外は全てため口です。戸北先生は私よりは十八歳年上です。

 客観的に見て戸北先生の社会的評価は高いことは分かっています。学会に行けば、私がへこへこしている人が、直立不動で戸北先生と話しているのです。その人達が私と戸北先生との会話を聞けばビックリします。私が戸北先生に関わる様子を見ると、日本全国の大学関係者からご注意を受けます。私は黙って承って、その後、私はゲタゲタ笑いながら戸北先生にそれを話し、先生はニヤニヤ笑います。

 私は戸北先生を愛していますし、尊敬しています。そのあたりを戸北先生は疑ったことは無いと思います。そもそも、それを疑う思考が無い。それが関係性です。

 上越にお客様が来ると、私とゼミ生とのやりとりを接するとビックリします。中には、「あれは失礼なのです、注意しては」と言われる方もおられます。笑って聞き流します。高次の『学び合い』において、普段の関係性はどうでもいいことなのです。

 本日はM1のゼミです。ゼミ所属の当初はしゃっこばっていました。私は「私のゼミ生はゼミ中に寝っ転がったり、カップラーメンを食べるよ。結局、君たちもそうなるよ」と言いました。全員、「そんなことにならない」というオーラを出します。でも、本日のゼミでリラックスしています。私は笑いながら「そうなったでしょ」と言って笑いました。

 私の求めるのは、日本を変える結果です。それ以外は、どうでもいい。私はただのオッサンです。