本日は、学習成果発表会がありました。修士課程の修士論文発表会の、教職大学院版です。ゼミ生の発表を主査として参加しました。ニヤニヤして、時折、吹き出します。
西川研究室は完全無欠の『学び合い』で運営されています。ということで、私は大きな方向性は示しますが、細かいことはしません。ということで、ゼミ生達のプレゼンを全く知りません。ゼミ生も、私に見せて指示を受けることを思いつきもしません。ところが、プレゼンのレベルが高い。だからニヤニヤしたのです。私はゼミ生集団を信じているので当然と言えば当然ですが、セオリー通り過ぎるのでにやつくのです。
そして、最後の謝辞に「終始、丁寧なご指導をいただいた西川先生に感謝します」という言葉をいただくと、「俺は丁寧でないけどね」と思い、吹き出します。
結局、私が研究を進める上での指示の95%は「実証的教育研究の技法」(
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ちなみに残りの5%は、ゼミ生への口伝のみです。違法ではないけど、大声で言うべき内容でないので本には書いていません。
追伸 発表会の後、ゼミ生を集めて、珍しく褒めました。そして、普通の人には荒唐無稽と思われる方向性を示しました。ま、彼らはそれをやらかすだろう。ふぉふぉふぉ