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不登校特例校

 広域通信制学校の高等学校は1条校ですが、小学校段階、中学校段階の1条校の広域通信制学校はありません。法で禁止されているわけではないですが、高等学校のような明確な基準が明らかになっていないからです。

 「Society5.0に向けた進路指導」(https://amzn.to/3kbcdQ2)でも書きましたが義務教育において1条校である必要性は必ずしもありません。だって、1日も通学しなくても卒業証書はもらえますから。でも、不安な人もありますよね。でも、小学校、中学校段階においても個別最適化した教育は実現し出来ます。それは先の本に紹介した不登校特例校です。

 もの凄く自由度があります。広域通信制以上でしょう。詳しくは文部科学省のリンクをご覧下さい(https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1387008.htm)。規定では不登校の子ども以外は受け入れていませんが、ようは子どもが30日間学校に登校しなければいいのです。

 通信制の特例に気づいて様々な広域通信制が生まれています。だったら、この特例を使った学校がもっと生まれたいいのに、と思います。来年、また一つ増えます(https://news.yahoo.co.jp/articles/958e6b2806d1b8eb7936d63fb7c9b759031250b6)。

追伸 不登校の特例校なのですから、個別最適化の学校として考えたら文部科学省も難色を示すでしょう。でも、国は理屈が通っているならば、それを拒否する権限は無いのです。法の規定で通信制のスクーリングは下限はあるが上限がないことに目を付けて、全日制でありながら通信制の特例適用を受けたクラーク記念国際高等学校の例もあります。ようは知恵比べ、根気比べです。