私の予言はあたります。当たるのが当たり前です。何故ならば、具体的な統計データや至極単純な論理を適用すれば、逃れられない未来の必然は見えます。それを本に書きます。が、私が描く未来に至るデータと論理に瑕疵がないことは分かっても、「でも、そんなになるわけない」という常識が目を曇らします。
8月24日の中央教育審議会のWGは、現在、特例校のみで認めている中学校の遠隔授業を全ての中学校にひろげる方針を固めたそうです。懇意の人から、この情報をもらって、大爆笑してしまいました。2019年に出版した本、つまり、2018年に執筆した「個別最適化の教育」(https://amzn.to/3R1C5Bu)に書いたことがそのままなのです。早晩、それ以外もそうなるでしょう。
対面に拘り、通信教育を最後まで嫌がった文部科学省が踏み切ったと言うことは、にっちもさっちもいかなくなったのでしょう。今までだったら、全時間の○割まで通信制を併用するという形式になると思いますが、通学困難という現状から、それは出来ないでしょう。
そうなると、リアルタイムの視聴に拘るでしょうね。でも、実際にやれば、それは困難です。それだから高等学校における通信制の例外規定があるのですから。ま、それに準じる規定を用意しなければならなくなるでしょう。それを嫌えば、今、公立高等学校で起こっている、広域通信制へ子どもが流れる潮流が中学校でも起こるでしょう。
いずれにせよ、バナナのたたき売りのような、あきらめの悪い悪あがきをしつつ、結局、私が予言したようになるのです。
あはははははは。
あ~、気持ちいい。
追伸 なお、悪あがきをして、何とか対面に近い授業を実現する方法はあります。それは「子どもが「学び合う」オンライン授業」(https://amzn.to/47Tq86Z)に書きました。ただし、それでいて教育効果を上げようとするならば、『学び合い』を実践するしかないのです。ま、多くのマジョリティ・ラガートには無理ですね。