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脱力・怒り

 本日、コロナ対策の学校現場の特集がありました。開始して15分で切りました。関係者の善意は理解しますが、ムカムカして耐えられなかった。

 番組はコロナ渦での子どもの学力保障を問題視し、その対策として習熟度指導に身を削っている教師がいました。大変でしょうね。でも、ムカムカしました。

 ゼミ生達が本を作りました(https://amzn.to/3euTu0r9。その基本的メッセージは、コロナ渦で一番大事なのは教師対子どもではなく、子ども同士のつながりであることを書きました。

 が、工業化社会の文部科学省、教育委員会は、それを理解できないことも分かっています。だから、分かった学校が、自主的にやって欲しいと願いました。

 そして、強い表現で書いたのは子どもの命と、子どもの家族の命を守って欲しいと書きました。基礎疾患のある子ども、家族に基礎疾患のある子どもに対してオンライン授業のオプションを儲けるべきだと書きました。ようは、コンピュータを教卓に置きZoomで教師の画像を写せばいいのです。

 が、それが出来ない。

 じゃあ、なにをやっているかといえば、休み時間は子ども達同士が関わり合っていることを黙認しているのに、給食でしゃべるなと指導している欺瞞です。

 コロナ渦で命を守ろうとしていない学校現場、教育委員会、文部科学省に対して失望します。それらの中には心ある方々がいることを知っています。しかし、命を守ることをせず、習熟度に走る現状を唾棄します。

 ほとほと、現状の教育の持続的イノベーションには未来はない。

 と、テレビを見ながら思いました。

追伸 私の発信には多くの方々が受信しています。私が間違っているならば、エビデンスに基づく非難は大歓迎です。私の理解が間違っているならば、それは喜びです。