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裸の大様

 責任ある立場になった人に対して、「批判的意見を知ろうとせず裸の大様になっている」ということが言われます。これは、批判的意見にアンテナを立てて、批判者と対話する必要性があることを述べているように解釈も出来ますが、そうではないと思います。責任ある立場になれば、批判的意見・批判者の数はうなぎ登りです。それをまともに受けていたら心が病みます。

 かつてTOSSの方々から『学び合い』が集中的に攻撃されたことがあります。なにしろ特集号が組まれたのですから。あの当時、「お~これまでになったか」と内心喜びました。読んでみて笑いました。『学び合い』の本を全く読んだことが無いことは明かで、ネット上の誤った伝聞をもとにしていました。一番笑ったのは、全校『学び合い』の動画を見た方が、教師がマスクしている姿を見て、マスクしながら授業することを批判されていた記事です。当時は冬でインフルエンザ対策をしていたのです。

 その当時、ゼミ生からTOSSの研修会に参加していいかを問われました。私は大爆笑をして「なんでそんなこと聞くの?」と言いました。おそらく、上記のことを気にしてだと思います。私はTOSSの活動は多くの若い教師を救ったことを高く評価していることを語りました。そして、私は何事も集団で考えるので反対者がいることは健全であることを述べました。

 それ以降もその次元で私が考えていることは私の立ち居振る舞いで分かるので、そのような質問をするゼミ生はいなくなりました。

 批判者の中には愚かさより人間性を疑いたくなる方もおられます。SNSで積極的に『学び合い』を批判される方がおられます。その話法は無頼漢のような話法で、それで名を売っている人です。済みませんが、内容の問題ではなく、人間性のレベルで関わりたくないと思っています。あるとき何かのきっかけで、ゼミ生がその方の講演会に参加したことを知りました。興味をもった私は「何故参加したの?」と聞くと、「どんな理由で批判するのか知りたかった」と言うのです。私が「どうだった?」と聞くと、ニヤニヤしているばかりです。ま、その程度だったのでしょう。

 私自身はSNSでの話法が大人げない批判的意見は直ぐにブロックします。そのため静かに過ごせます。私に繋がる人が私や『学び合い』を批判する人達の意見にアンテナを立てているので、私は安心です。もし、必要であれば、必要な情報を与えてくれますから。

追伸 ま、耳打ちしてくれる例は殆どありません。ま、希に学内政治ではありますが、『学び合い』関係ではありません。そもそも集団で考える『学び合い』では批判者を気にする必要性は無いですから。