私は大学、大学院は全ておやがかりで過ごしました。大学院に進学し、同じ小林ゼミの仲間に出会いました。いいやつです。彼は大学の学部から、親からお金をもらわず、そして大学院に進学して学びました。俺と違って、こんなこと出来るんだ。と思いました。
バイトに明け暮れたわけではありません。
出費を抑え(学部、大学院は国立です)、贅沢をしませんでした。基本的に奨学金で過ごしました。親からの仕送りが十分なはずの私は、月末は彼にお金を借りました。
彼は教員と就職し、最後は校長として退職しました。
ということで思います。当事者の事情を私は分かりません。ですので、とんちんかんの場合はあると思います。お許し下さい。でも、書きます。
現在、コロナ渦で苦しんでいる学生さんが報道されています。可哀想だなと思います。でも、私の頭の中で彼を思い出すのです。
彼はバイトで生活設計しなかった。
彼は奨学金で成り立てる大学と生活を維持した。
それが出来ないならば、どうすればいいか?
日本人は知らないけど、諸外国は高校卒業後働いて、大学に進学するのです。それが嫌だったら、私の同級生と同じ生活をすれば良い。
彼は同じ研究室です。関わりが多かった。しかし、一度たりとも、節約しているという感覚を持ったことがありません。