大学の学費が生活を圧迫しているというニュースが流れました。視聴しながら暗い気持ちになりました。子どものために必死になってる親御さんの映像が流れていますが、本当に悪いのですか「バカか?」と思いました。夫婦の年収が300万円で子どもに私立大学に進学すれば、破綻するのは当然です。そして、弟がいるとなると、どういう計算をしたのでしょうか?
また、多額の奨学金を借りて、その返済に追われる人も紹介されていました。
残念ながら、困っている方々も、ニュース制作者も、昔の学歴モデルに縛られているのです。つまり、高卒より大卒のほうがいいというモデルです。そして、極東の諸国にのみの常識である、高校卒業後直ぐに大学進学しなければならないという常識です。先進国の多くは、高校を卒業し、働いて、自分の収入と奨学金で大学に入学するのです。社会人経験を経た人であれば、就職に繋がる学びが出来るのはどこかと言うことが判断できます。だから、私だったら大学進学者に一律の奨学金を与えるのではなく、社会人経験を経た人に対する奨学金制度を考えますね。
このあたりを高校が教えるべきなのですが、残念ながらその高校の教師が旧モデルにガチガチに縛られています。
救いはないな、と思いながら観ていました。