これからの時代の正解は誰も分かりません。私なりの正解があります。しかし、それが正解かどうか分かりません。これは生物進化も同じです。どの方向が生き残るか分かりません。生き残る種は多様性を持っている種です。
願わくば、目立つ規格外をほおって欲しいのです。それが「外れ」なら、潰さなくても淘汰されます。もし、それが「当たり」ならば、その尻馬に乗れば良いのです。賢い組織はそういうものです。でも、組織が大きければ大きいほど、規格外は潰されます。
私は規格外の人生を生きていました。それが出来たのは、根本先生、戸北先生、渡辺先生という、私を可愛がってくれた「偉い」人がいたからです。
組織の中で、それなりの立場がある人が、革命の先頭に立つ必要はありません。ようは、志があり、面白く、可愛い、後輩を守って下さい。もし、そのような後輩を見つけられないとしたら、それは、若い世代の問題ではなく、あなたの問題です。どんな世代にも、志があり、面白く、可愛い、後輩はいます。もちろん、その数は多くないことは分かっています。でも志があり、面白く、可愛い、後輩があなたを先輩と認めないなら、それはあなたの問題です。その問題を抱えていると、50歳代以降、かなりきついですよ。