それなりの立場の人から、相談を受けます。多くの教員にとっては雲の上の人たちからです。
その方々に言うのは、「無理」です。その都道府県のトップでも組織は動かせません。
じゃあ、どうすれがいいか?
次に繋がる人を守ればいい。圧倒的大多数はそのままでいいのです。が、工業化社会人にはそれは出来ません。だから、失敗します。
若い方は、校長になったら出来る、教育長になったら出来る、と思っているでしょう。違います。大きな組織はそんなにヤワではありません。偉い人が、その志を実現するには、その志を自らの志とする中堅・若手を守り・育てることです。中堅が、その志を実現するには、その志を自らの志とする、偉い人と繋がり、若手を守り育てることです。若手は、その志を実現するには、その志を自らの志とする偉い人と中堅と繋がり、評価されるしかありません。
これらは年長者の責任です。
校長は、志を一致する教頭をどれだけ育てられるかです。
大学教員は、志を一致するゼミ生をどれだけ育てられるかです。
全員は無理です。ま、2割弱です。これって校長には辛いですよね。だから、教員を育てるしかないのです。
ま、結果です。結果が出なければ、頑張ってないのです。