■ [大事なこと]ローン

ロイズ保険組合というのをご存じですか?そこに所属する会員は様々なものにたいしての保険を引き受けます。そして、その案件に基づき保険料を設定するのです。そして、事故があったら無限責任を負います。つまり、破産する覚悟が必要なのです。だから、保険料をシビアに査定します。
地元の私の柏崎に柏崎原発というものがあります。そこに活断層があるか、もめています。私は専門外なので、その是非は分かりません。しかし、それがどうなっても身銭に関わらない人達が議論してもしょうがないと思います。柏崎原発をロイズに評価してもらって保険料を決めてもらいましょう。それを払ってもペイするならば再開すればいいし、ペイしないなら再開しなければいい。
大学進学の無償化が議論されていますが、無償化されたら大学に行く必要性がない人までも行かなければならない状況が生まれてくるのではないかと思います。しかし、一方、学ぶべき人への門戸は開かなければなりません。
学資ローンの利率を進学先の大学ごとに査定したらどうかと思うのです。公務員の生命保険料が安い場合があるように、卒業後の就職が確実で、ローン返済が確実な進学先の学資ローンはかなり低率です。政府がお金を出して利率を一律に下げればいいのではないかと思います。結果として就職が確実な大学の場合は無利子のローンになるかもしれません。無償化するぐらいのお金があれば、かなり利率を下げることが出来ます。
当然、就職状況が思わしくない大学の場合は利率が高くなります。最悪、担保を求められるかもしれません。
この利率が大学の評価として保護者と子どもが利用できるのではないかと思えるのです。きっと我が身の身銭に関わる銀行はシビアに情報収集して利率を定めるはずです。学資ローンが全部同じということが妥当性に欠けるように思います。
もし、そのようになればジョブ型大学(たとえば教員養成系大学)の学生さんは楽になります。
追伸 もちろん日本学生支援機構がそれをやればいいのですが、さすがに出来ないでしょうね。それに身銭ではないので査定は甘くなるでしょうし、政治がらみになってしまう。
■ [大事なこと]進路指導

渡部 正実さんが藤野さんの記事(http://tmaita77.blogspot.jp/2017/04/blog-post_21.html)に反応してFBで以下のようなことを書いていました。
さて、私が何を書きたいかといえば、渡部さんレベルで進路指導している学校がどれほどあるだろうか?ということです。渡部さんの勤務校は定時制で、色々な課題を持っている子ども達が学んでいる学校です。だから、ちゃんと考え、進路を指導しています。
トップ高校は旧来通りの偏差値に基づく(正確にはほぼ偏差値だけ)大学進学指導でも可能です。しかし、偏差値60を以下の子ども(つまり、84%の子ども)を一定数いる高校(つまり日本の殆どの高校)は以下のようなレベルのことを考えるべきなのです。
残念ながら日本の高校教師の多くは偏差値60以上だったので、進路指導において偏差値60以上のモデルで指導します。そして、偏差値60以下の進路は、かつてとは全然違うことを多くの公務員教師は知らない。
自分たちのモデルよりは大学は入りやすくなりました。ところが、そのモデルだったら卒業後に就職出来る先に就職出来ないという現実があります。主体的に情報収集しなければ、それを知らないままです。就職が多くを占めている高校は意識変革が早い。ところが、とりあえず大学に進学する子どもが多くを占める、2番手、3番手の普通科高校では意識改革が遅い。そして、地方の場合、1番手校も意識改革が必要です。何故なら、入学当初は地域のトップの子どもを輪切りにしても、今の一斉指導では速やかに正規分布に広がります。結果として、3番手校の成績トップの子より成績が落ちる子どもが1番手校にいるからです。
残念ながら、高校進学した後は手遅れでしょう。即ち、義務教育の先生の責任が大きいということです。ちゃんと今後の日本社会の現状と未来を理解して、進路指導できる高校はどこかということを保護者と子どもに伝えなければなりません。
そして、高校の先生方は、進路指導部の意識改革を促さなければなりません。
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で書かれてるようにケースバイケース
だと思います。
いくつかモデルケースがあると
に厳しい生徒が多いですが、そうじゃない
欠席日数が多く全日制に行けなかった子も
いますのでそういう子には4大を進め、
今の所無事進級してます。
で、大多数の経済的に厳しい生徒について、
です。
その後4大編入も視野に入れて頑張る。
本人ができるかどうか。
3)本人、漠然と「進学しようかな」
という場合。2を勧めながら、正直、
が必要。だったら高卒の製造業(そこそこ収入が見込める)、高卒資格で受験できる
その他サービス業などで本人の適正
2年間で300万円、4年間で500万円
以上の投資をするわけで、その原資を
本当にどうするのか考えてもらう。
あるかも考えてもらう。そもそも学資ローン
・教育ローンは貸してもらえるかも怪しい。
確かに本人の努力に依るところが大きい
でアピールしている所も多い。それに
与えるだけの学校も相当数あるわけです。
ただ、そこに入ってしまったとしたら
言われるだろうし、世間もそう見るわけ
です。
偏差値だけで進学先を決めるのは
買うようなものじゃないでしょうか。
持ってる、地道に足を運んでる、
人脈を持ってる、いろんなことに挑戦してる
と思います。
ですけど、そういうことを考え抜ける
できることも知ってるわけで・・・。
なってきましたが、確かにここに挙げられてる
学校で「うちは頑張ってるんだ!」ってところ
は反抗の狼煙をあげて欲しいですし、
努力をして欲しいです。
第1稿書いて思い出したけど、
出るのも変わらんかも。本人にその覚悟
がズレてきて帰ってきてからしばらく話が
してほしいってだけ。