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2017-05-14

[]ローン2 17:41 ローン2 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ローン2 - 西川純のメモ ローン2 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 既に学校別に利率が変えられているそうです。素人が思いつくレベルなのですから、と思いますhttp://www.orico.tv/gakuhi/search/

 ただし、国立大学提携していないようですし、利率もおおざっぱな分け方のようです。

[]ローン 17:11 ローン - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ローン - 西川純のメモ ローン - 西川純のメモ のブックマークコメント

 大学人として、書きながら恐ろしくなることを書きます

 ロイズ保険組合というのをご存じですか?そこに所属する会員は様々なものにたいしての保険を引き受けます。そして、その案件に基づき保険料を設定するのです。そして、事故があったら無限責任を負います。つまり破産する覚悟必要なのです。だから保険料シビア査定します。

 地元の私の柏崎柏崎原発というものがあります。そこに活断層があるか、もめています。私は専門外なので、その是非は分かりません。しかし、それがどうなっても身銭に関わらない人達議論してもしょうがないと思います柏崎原発ロイズ評価してもらって保険料を決めてもらいましょう。それを払ってもペイするならば再開すればいいし、ペイしないなら再開しなければいい。

 大学進学の無償化議論されていますが、無償化されたら大学に行く必要性がない人までも行かなければならない状況が生まれてくるのではないかと思いますしかし、一方、学ぶべき人への門戸は開かなければなりません。

 学資ローンの利率を進学先の大学ごとに査定したらどうかと思うのです。公務員生命保険料が安い場合があるように、卒業後の就職が確実で、ローン返済が確実な進学先の学資ローンはかなり低率です。政府お金を出して利率を一律に下げればいいのではないかと思います。結果として就職が確実な大学場合は無利子のローンになるかもしれません。無償化するぐらいのお金があれば、かなり利率を下げることが出来ます

 当然、就職状況が思わしくない大学場合は利率が高くなります。最悪、担保を求められるかもしれません。

 この利率が大学評価として保護者子どもが利用できるのではないかと思えるのです。きっと我が身の身銭に関わる銀行シビア情報収集して利率を定めるはずです。学資ローンが全部同じということが妥当性に欠けるように思います

 もし、そのようになればジョブ大学(たとえば教員養成大学)の学生さんは楽になります

追伸 もちろん日本学生支援機構がそれをやればいいのですが、さすがに出来ないでしょうね。それに身銭ではないので査定は甘くなるでしょうし、政治がらみになってしまう。

[]進路指導 16:36 進路指導 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 進路指導 - 西川純のメモ 進路指導 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 少なからざる人の気に触ることを書きますすみません

 渡部 正実さんが藤野さんの記事http://tmaita77.blogspot.jp/2017/04/blog-post_21.html)に反応してFBで以下のようなことを書いていました。

 さて、私が何を書きたいかといえば、渡部さんレベル進路指導している学校がどれほどあるだろうか?ということです。渡部さんの勤務校は定時制で、色々な課題を持っている子ども達が学んでいる学校です。だから、ちゃんと考え、進路を指導しています

トップ高校は旧来通りの偏差値に基づく(正確にはほぼ偏差値だけ)大学進学指導でも可能です。しかし、偏差値60を以下の子ども(つまり、84%の子ども)を一定数いる高校(つまり日本殆ど高校)は以下のようなレベルのことを考えるべきなのです。

残念ながら日本高校教師の多くは偏差値60以上だったので、進路指導において偏差値60以上のモデル指導します。そして、偏差値60以下の進路は、かつてとは全然違うことを多くの公務員教師は知らない。

自分たちモデルよりは大学は入りやすくなりました。ところが、そのモデルだったら卒業後に就職出来る先に就職出来ないという現実があります主体的情報収集しなければ、それを知らないままです。就職が多くを占めている高校意識変革が早い。ところが、とりあえず大学に進学する子どもが多くを占める、2番手、3番手普通科高校では意識改革が遅い。そして、地方場合、1番手校も意識改革必要です。何故なら、入学当初は地域トップの子どもを輪切りにしても、今の一斉指導では速やかに正規分布に広がります。結果として、3番手校の成績トップの子より成績が落ちる子どもが1番手校にいるからです。

残念ながら、高校進学した後は手遅れでしょう。即ち、義務教育先生責任が大きいということです。ちゃんと今後の日本社会の現状と未来理解して、進路指導できる高校はどこかということを保護者子どもに伝えなければなりません。

そして、高校先生方は、進路指導部の意識改革を促さなければなりません。

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藤野さんの言うことも正論

ただ、西川先生の「学歴経済学

で書かれてるようにケースバイケース

だと思います

いくつかモデルケースがあると

思います。僕が勤めている定時制

ベース説明します。基本的には経済的

に厳しい生徒が多いですが、そうじゃない

けど中学校在学中に人間関係トラブル

欠席日数が多く全日制に行けなかった子も

ますのでそういう子には4大を進め、

今の所無事進級してます

で、大多数の経済的に厳しい生徒について、

です。

定時制課程ではセンター試験を乗り切る

だけの学問をするリソースがないので

公立という選択は厳しいです。

ただ本人のやる気と努力否定しません。

加茂定時制は基本進学という場合

私学4大または私学短大を考えます

1)本人に進学の意思があり、学費の工面、

そして資金計画も明確な生徒→短大進学、

その後4大編入も視野に入れて頑張る。

2)本人に進学の意思があるが資金計画

たたない場合。→「手に職を」という観点

なら助成金学費をまかなえる看護系、

介護系、保育・幼稚園教諭系。ただし

学力試験を乗り切るだけの学力努力

本人ができるかどうか。

3)本人、漠然と「進学しようかな」

という場合。2を勧めながら、正直、

2は専門学校への進路指導に近いので

その道に進む意思がないと意味がない&

助成金の返済義務が発生するので意思確認

必要。だったら高卒製造業(そこそこ収入が見込める)、高卒資格受験できる

公務員地方行政警察自衛隊、など)

その他サービス業などで本人の適正

にあった仕事を紹介し本人に選択して

いただく。高卒で働く場合実家暮らし

地縁を活かす事がメリットでありデメリット

4)3で進学を選択した場合

2年間で300万円、4年間で500万円

以上の投資をするわけで、その原資を

本当にどうするのか考えてもらう。

学生支援機構奨学金および政策金融公庫

の学資ローン、または一般金融機関

教育ローンを考えてる場合は返済のあてが

あるかも考えてもらう。そもそも学資ローン

教育ローンは貸してもらえるかも怪しい。

借金で進学する場合

卒業後に就職できるかどうか

確かに本人の努力に依るところが大きい

かもしれませんが、私立大学就職実績

アピールしている所も多い。それに

くらべてただ大卒資格短大卒の資格

与えるだけの学校も相当数あるわけです。

ただ、そこに入ってしまったとしたら

「選んだの、あなたでしょ」と大学にも

言われるだろうし、世間もそう見るわけ

です。

後悔しない選択は、地道な学校分析

進学努力に基づきます投資と一緒です。

四季報や各種データ場合によっては

その会社を見なければ多額の資金をその

会社投資することは本来は難しいはず

です。そういうマインドは僕は学生保護者

ともに必要だと思います

偏差値だけで進学先を決めるのは

銀行の言われるがままに株や投資信託

買うようなものじゃないでしょうか。

Fランクの大学でも、生徒を伸ばすために

努力して人生の一発逆転を支援する学校

地元連携して地域課題解決フィールド

ワークを通して実践力を高めたり、体育会

部活で生徒を鍛える学校もあると思います

個別のケースはやはりそういう情報

持ってる、地道に足を運んでる、

人脈を持ってる、いろんなことに挑戦してる

教員意識の高い保護者、生徒、のみが

そういう学校にたどり着けるんじゃないか

と思います

なので、確かに偏差値模試データ

学校を選ぶのは考えものです。そして、

資金繰りのことも当事者がしっかり考え

ぬいて実行すべきです。自己責任世界

ですけど、そういうことを考え抜ける

人達ってそもそもFラン私学4大・短大

いう選択そもそもしないし、普通科高校

場合によっては選択せず、トップ校の

進学型高校に行けないなら地域実業高校

から進学・就職どっちも選べる状況に

できることも知ってるわけで・・・

うーん、何が書きたかたかわからん

なってきましたが、確かにここに挙げられてる

学校で「うちは頑張ってるんだ!」ってところ

は反抗の狼煙をあげて欲しいですし、

努力をして欲しいです。

選ぶ方も選ぶ方で主体的情報

仕入れて動いて欲しいものです。

第1稿書いて思い出したけど、

進学するメリット地縁からの断絶かも。

まり、それまでの人間関係のしがらみ

から飛び出す事。それってある意味

博打で。うまくいく場合はいいけど。

そういう意味地元から離れて進学する

って地方から都市部に行くのも海外

出るのも変わらんかも。本人にその覚悟

がある場合はいいけど僕自身、親とも価値観

がズレてきて帰ってきてからしばらく話が

合わなかったからなぁ・・・。そういう事も

ありえるからよく考えて覚悟を持って選択

してほしいってだけ。