SNSをサーフィンしていたら、学会があったらしいことをゼミ生の発信で知りました。びっくりして本日ゼミ生に聞いたら、つつがなく終わったとのことです。ものすごく驚きました。
以前から学会レベル、学習成果発表会レベル、卒論発表会レベル、いや、博士課程の最終審査レベルのこと、つまり全ての発表レベルことはゼミ生集団の中で解決していました。ゼミ生集団も、そのレベルのことは私がかかわる必要性を感じていません。もちろん、私に不安はありません。
私が指導することに関しては、「実証的教育研究の技法」(https://amzn.to/3W5c1EQ )に書いています。この本は100冊近い私の著書の中で、ゼミ生が「名著」と呼ぶ本です。この本の通り書けば学術研究は出来ます。私やゼミ生が学術論文を量産できる秘訣の95%は書いています。残りの5%は、普段の会話の中で伝えているのですから、ことさら発表だからと言ってとりたてて指導することはありません。
したがって、私が驚いたのは、私に相談がないという点ではありません。学会が近づくと、何かしらゼミ生の動きの中に焦りや、ざわつきが起こります。それを感じて、「あ、学会か?」と知るのです。ところが、今回は全くそれがない。これはゼミがうまく回っている証拠です。
学会発表が終わったことを知り、まず大爆笑しました。そして喜びました。お見事です。こんなゼミは日本中で一つだと思います。教師も教師だけど、ゼミ生もゼミ生です。
追伸 ちなみに、私の予定表には学会は入っていません。それは私の仕事ではないですから。教員のメーリングで学会関係のお知らせがありましたが、いつも通りに1月にあるのだろうと勝手に思い込んでいました。