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馬鹿馬鹿しい

 数日前のNHKニュースで部活動の外注が取り上げられました。ようは、土日を教師以外に任せたとして、任せられた人はどこまでやっていいのか分からないし、教師も事故が起こったらどうしたら良いのか分からないという状態です。

 笑います。殆どリサーチせずに施策をやっているのですね。

 部活の社会体育への移行は30年前からありました。その詳細は、今から4年前に書いた本に詳細を書きました(https://amzn.to/3H4Y4C9)をお読み下さい。

 ところが、文部科学省も都道部県教育委員会もちゃんと調べていないのですね。

 この連携が成り立つ、一番大事なことは、互いにアンタッチャブルなのです。部活と社会体育の人が相談し、調整することはアウトなのです。それぞれが責任を負い、お互いに何も言わないことが成功のポイントです。だって考えれば当たり前ですよん。社会体育の人に教員がゴチャゴチャ言って上手くいきますか?逆もそうです。

 30年以上前に成立した関係は、敬意を払いつつ、関わらないです。

 でも、今の流れは、教育委員会が外注している。つまり教育活動に社会体育を使おうと思っています。ま、これからの流れは自明です。どっかで事故が起これば、責任問題です。結局、先生が土日も陪席することになります。その結果として教員も、社会体育の人も不快になります。

 馬鹿馬鹿しい。

追伸 私が本に書いたことから5年後(つまり、私が認識し、大事だと思ってから10年後)に社会が気づく。でも、本質が分かっていないから失敗する。その連続ですね。