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戯れ言

 工業化社会人は、全員(正確には大多数)の人にとっての正解があると思っています。脱工業化社会人はそれが無いと思っています。一人一人が違うと思います。これが工業化社会人に理解不能なのです。

 市場占有者である文部科学省や都道府県教育委員会が分からない、分かりたくなくても、我が事と考える保護者や子どもは考えます。冷静に考えれば、今の教育は努力に見合ったものを与えてくれません。だから、捨てます。それは高校教育に顕在化しています。皆さんの地域の高校の充足率、トップの一部しかs定員を満たしていないでしょう。これに対して、みずからの学歴モデルしか理解できない高校教師や、中学教師は対応できない。

 やがて大学教育、中学校教育に波及するでしょう。10年は不要です。私が予言したときは、私にはハッキリ見て取れましたが、多くの人にはトンデモ本でしょう。でも、笑っちゃうほど、思った通りです。

 バーバラ・ロスは末期患者を観察しました。その結果明らかになったのは、一定の段階があるようです。死に直面した患者がどのような行動をするかという研究したロスの「悲嘆の五段階説」というのは面白いです。

 第一段階は、その存在を否認し、たいしたことはないと無視します。第二段階は、怒りで攻撃的になります。第三段階は取引です。第四段階は抑鬱です。そして第五段階が受容です。

 第一段階は、その存在を否認し、たいしたことはないと無視します。第二段階は、怒りで攻撃的になります。第三段階は取引です。第四段階は抑鬱です。そして第五段階が受容です。

 分かりやすく説明しましょう。今の高校教育のライバルはN高等学校などの広域通信製です。

 第一段階はN高等学校の存在を泡沫と思い無視します。ところが無視し得ないとなると、N高等学校の否定に走ります。そして、今は第三段階です。それは取引です。N高等学校に近づける試みをします。東京都の例です(https://news.yahoo.co.jp/articles/6c9f6bb9cc324d1c7f85cd1f8b90322cbbd5fa92?fbclid=IwAR3mSqGQY1Jk47fc-KGTQmKAK4jSH7nkEinMTqKje9tFvBerqXgfLMReQTE)。しかし、学習指導要領の縛りの中では限界があるのです。そのなかでN高等学校には勝てません。子ども達は選びません。

 私は国会議員相手に講演した際に語ったことは、一律ではなく、やりたい人の隙間を空けて欲しい。結果を出せば、それが広がる。と申しましたが。具体的には広域通信製の例外事項を全日制高校、中学校に広げて欲しいと申しました。見事に無視されました。そりゃそうでしょう。国会議員はボリュームゾーンのマジョリティー相手ですから。

 なんか楽しいな。笑えるし。

 自らの積み上げた学術・実践データで、確度の高い未来予想ができること。言い過ぎだと分かっていますが、酔っ払った呑み助の戯れ言とお聞き流して下さい。シェリダン(銀河帝国興亡史)の気持ちです。分かっているけど、自分では動かせない。