お問い合わせ  お問い合わせがありましたら、内容を明記し電子メールにてお問い合わせ下さい。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。             

悲嘆

 安政の大獄は井伊直弼の絶対権力のもとに安政5年(1858年)から安政6年(1859年)に行われました。その当時の人々にとって江戸幕府の権力は盤石のように映ったでしょう。しかし、江戸無血開城は1868年です。つまり安政の大獄の時には幕府の権力はガタガタだったのです。見える人には見えた、だから桜田門外の変や長州征伐を耐えられたのです。

 広域通信制の躍進と県立高校の凋落、教員採用率の倍率低下にハッキリと学校教育制度の無理が現れている。ところが、脱法である年単位の変形労働時間制や、金で解決しようとしているGIGAスクール構想で何とかしようとしています。笑い話です。

 見えないのではなく、見たくないのだと思います。

 死に直面した患者がどのような行動をするかという研究したロスの「悲嘆の五段階説」というのは面白いです。

 第一段階は、その存在を否認し、たいしたことはないと無視します。第二段階は、怒りで攻撃的になります。第三段階は取引です。第四段階は抑鬱です。そして第五段階が受容です。

 今は第三段階のように思います。