私は約20年間、戸北先生にお仕えしました。戸北先生は、上司ではないと言いましたが、私は上司と認定しました。
私と戸北先生の関係は、仲の良い先輩後輩です。18歳違いますが。毎日2時間以上、話し合いました。殆どは私の一方的な要求です。その代わり、私は戸北先生のありとあらゆる雑務、本務をこなしました。だからこそ、戸北先生は私を信頼し、任せてくれました。
この関係は、学会でも学内でも認められていました。だから戸北先生が管理職だったとき、急ぎの用があるときは、私に判断を求められました。事後に、戸北先生に確認しても、軽くOKをだしますから。
この関係は、家内と私との関係にフィットします。家内は私を尊重します。同時に、色々考えてくれます。だから、家内の提案は、直ぐに、内容を理解する前にOKします。ふと思います。あ～、戸北先生の感覚って、こうなんだよな。って。
