自分のやりたいこと。それを追求することは良いことです。
しかし、自分の幸せの根幹は何かを自覚するべきです。そして、それを失った後の10年、20年、それ以降の自分をリアルに理解すべきです。
41歳で子どもを授かりました。私の業績を調べれば分かりますが、その前後から幼稚園に行くまでは私の業績は下がっています。子育て期間は、イライラしていました。だって、論文を書けないのですから。しかし、家内を守らなければならないことは分かっています。だから、優先順序は明らかです。
私の高校の恩師が言っていました。離婚の原因は100％男、と。その時代はそうでしょう。でも、離婚をリアルに持ち出されたとしたら、それは言われる側の我が儘が原因です。100％。だって、離婚は両方ともにかなりのマイナスがあります。勢いで無く、そう言われたとしたら、離婚はマイナスを乗り越えるぐらいのプラスがあると言うことです。
でも、本人は分からない。だから、教師としてやるべきことをしています。
我がゼミにおいて、ゼミを休む正当な理由は、伴侶・パートナーとの時間なのです。
入学前の面談、入学後の面談、第一に優先するのは、パートナーとの幸せです。そのために、入学後の生活を聞き、アドバイスをします。
これは教師として、大事な機能だと思っています。○○さん、分かった？
