クローズアップ現代では空き家問題を取り上げています。いいテーマです。
私の親世代の80歳代以上の方は、不動産が財産であるという刷り込みがあります。だから、何も考えない。しかし、いまは不動産は負債です。毎年、毎年、固定資産税を払わなければならない負債なのです。
あの年代の方々に理解を求めるのは無理です。だって、自分たちの大事にしている価値観を捨てることを求めるのですから。
我々の世代でやれることをしましょう。
不動産は負債になりうることを理解し、財産放棄・管理義務放棄の手続きを学びましょう。
親戚一同が何を言っても、遺産整理は廃棄である事を理解しましょう。
そして、なによりも、上記を理解し、親世代の過ちを繰り返さず、子ども世代につなげましょう。
追伸 偉そうに言っていますが、不動産資産に関して、いつでも売れて、即、買われる資産を持っています。金融資産は安定しています。私無き老後は安定できる金融資産があります。相続税である程度はもってかれますが、息子はそれを出発点にすればいい。かなり、いい、出発点です。ということが分かっているのです、安心です。
申し訳ないですけど、私よりかなり高齢な方が、肉体労働に従事しているのを見てると、だれも教えてくれなかったんだな~と思います。
私の親世代の方は悪気がない。でも、無知は罪です。確定給付年金から確定拠出年金に変わった2000年代に気づくべきです。1970年代に以降があったアメリカは気づきました。まだ分からない日本は甘い。
色々言いましたが、何も考えない親世代の被害を最小限度にしましょう。そして、子ども世代にお金の仕組みを伝えましょう。