今でも、ゼミ生の飲み会にはご芳志をしています。それは私の受けた恩送りです。
私の学部の指導教官は石坂先生です。実に金離れが良かった。あまりにも金離れが良かったので、「先生、ここは我々が出します」と言ったら、「私も驕ってもらった。君たちが教師になったら教え子に驕ってやりなさい」と言われました。恩送りですね。その言葉の意味が分からず、ニコニコした私。結局、私が驕ってもらった十倍以上も驕らなければならなかった。ま、それが恩送りというものです。
追伸 石坂研究室は7,8人ですが、西川ゼミは三十人内外です。