午後四時頃、研究室の外から歓声が聞こえます。この種の声を出すのはゼミ生なので、6階の窓から外の駐車場(休日なので駐車している車は少ないです)を見下ろすと、案の定、ゼミ生でした。キャッチボールやサッカーをやっていました。駐車場に行ってからの会話は以下の通りです。
私:鬼ごっこは終わったの?
ゼミ生:はい。
私:で、キャッチボールやサッカー?
ゼミ生:はい。
私:お前ら、自分が教育学の院生である自覚はある?
ゼミ生:僕らは良い教師になろうとする以前に、良い人になろうと思っているのです。
ま、屁理屈ですが、間髪入れずに言えたことを愛でます。