自然科学は殆どの人が分からなくてもいいのです。分かる人が分かれば。ところが社会科学は違います。それを賛同する人がどれだけいるかで是非が決まります。
それが自然科学から社会科学に移った私の惑いです。
今、本を書いています。
わかりやすい本は売れやすい。でも、私の頭の中にあるものは、そのレベルではない。私は目の前にいる50年後に子どもを幸せにしたい。先生と保護者を幸せにしたい。しかし、世の流れは、この授業をなんとかするです。理解しています。私もそうです。
だから、私のゼミ生との関わりは『学び合い』をうまくいくではなく、幸せになることを語ります。
そのあたりを語りたい。でも、無理だな~と思っていました。しかし、有能な出版編集者が声をかけてくれました。宮崎駿の轍は踏みたくない。でも、編集者がかけてくれた。今、原稿を読んでいます。良い本です。かなり、高次元ですが、分かる人はいます。