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怒り

 おそらく、私を知る人は私が怒る姿を想像できないと思います。いつもニコニコしていています。ぼーっとしてニコニコしていないと、「先生、起こっているの?」と言われるほど、私のディフォルトはニコニコです。

 何故、怒らないのか?

 人が人に対して怒るときは、その人の次元と同じ次元に立っているときです。どんなことをする人であっても、その人の上の次元に立てば怒りません。

 その人が愚かなだけであれば、笑います。その人が愚かであり、それを繰り返す人ならば関係を絶ちます。その人が愚かであり、その人の愚かさが関係者に広がると思うならば、半年から数年かけて、じんわりとその人を潰します。つまり、周りに被害が無いようにします。

 ということで、怒りません。

 感情の起伏が伴う怒りがあったとき、上記を鑑みてください。そして、潰すべきと思ったら怒りをあらわにしてはいけないのです。(https://www.jun24kawa.com/entry/2003/12/18/000000

追申 私が本気になって怒り、けんかする相手は、家内だけです。同じ次元に立ち、潰す相手でないからです。でも、絶対に勝てません。だって、家内に頼り切っていることを自覚しているからです。あはははは

破壊的イノベーション

 ノートパソコンが度々フリーズします。ネットに上がっている設定調整を色々しましたが、本質的に変わりません。最近、その原因はウイルスバスターであるらしいことが分かりました。上越教育大学は学生・教員に対してSophosというウイルス対策ソフトを配っています。コンピュータに詳しい先生から勧められたのでウイルスバスターをアンインストールしてSophosをインストールしました。びっくりしました。全く変わりました。

 再立ち上げした後の様子をタスクマネージャで見てみると、全く違います。二十年以上使ったウイルスバスターですが、二度と戻らないと思います。

 ある業界のトップの企業は改革はできません。現在の顧客が求めるものを高度化しつづけます。しかし、収穫逓減の法則から改善は見られなくなります。その一方、図体ばかり大きくなってしまう。そんなとき、それまで大事にしているものを捨てることによって破壊的イノベーションが起こります。そんな予感を持ちます。

同志の自慢は、我が自慢

本日、ある同志からメールが来ました。

同志の自慢は、我が自慢。 

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西川先生

 

○○の○○です。

今春の卒業生から、嬉しいメールが届きました。

生徒がこのような理解をしていてくれたことが嬉しいです。

来年度以降も、精進します。

 

P.S.

来年度より、○○高等学校に異動となりました。

『学び合い』のすそ野を、より一層広め、生徒たちの幸せが実現できるよう精進します。

また、上越に遊びにいきます。

 

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○○先生お久しぶりです。

卒業までにご挨拶しようと思いましたが間に合わずメールにて失礼します。

 

先生には1年の頃からお世話になりました。

先代名詞と言えば、学び合い、イケおじ、生徒の救世主などが挙げられますが。

その中でも私自身、多くの事を発見出来た学び合いをについて書かせて下さい。

 

すぐさま人に聞ける学び合いは、不明な所を直ぐに聞いて理解できる。

確実に次に学習形態と思えます。

 

私はお喋りな為、人に教える事が多く所謂「小さな授業」をよく行っていました。

そこで見つけたのが、生徒各々が理解してる点がほぼ違うという事です。

全体の流れを1発で理解する人。

細な点をハッキリ記憶している人。

複雑な内容を整えられる人。

 

逆も言えます。

その為、講義形式は一方的に等しく教えても理解をすることは難しいと考えました。

例えるなら、深さの違う穴に全部等しい量の物を詰めてもはみ出たり、足りなかったりする。

それを補える為、さらに学び合いは広がると思います。

 

改めて、授業後の世間話や面接指導、作文添削などご本当にありがとうございました。

先生に出会えた事は高校時代の宝物です。

今後の活躍を楽しみにしています!

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追伸 ちなみに私が同志と呼ぶのは、『学び合い』の考え方をより多くの人に伝えるために行動している方々のことです。つまり、『学び合い』学級において集団をリードしている子どもたちです。

 

 

日本を変える

 現在の『学び合い』実践者が、SNSで自らの実践を発信したら。1年以内、教育は変わる。ただし、毎日、発信したら。

 キャズム理論に基づけば、16%の顧客が選択肢、マジョリティが使えるホールプロダクトが用意されているならばパンデミックは起こります。ホールプロダクト、即ち、『学び合い』に関しては多種多様な書籍、『学び合い』の会は用意されています。だから、マジョリティが納得する16%の顧客がポイントです。

 現在、小中高の教師の総数は70万人です。だから、その16%である11万2千人が『学び合い』の実践者になればパンデミックは起こります。最近、スタートブックの13刷が決まりました。累計で約3万部弱です。それでも11万には足りない。

 が、マジョリティの人々が、周りの人が『学び合い』をやっていると認識するのは統計データではありません。相対的に若い人たちは何をつかってトレンドを知るでしょうか?

 それはSNSです。

 さて、SNSで自らの教育実践を頻繁に発信している人はどれほどいるでしょうか?勤務校でいますか?まあ、いないでしょうね。では、同じ市でいますか?いたとしても、数人でしょう。つまり、多めに見積もっても100人に一人なのです。つまり、1120人の人が頻繁に自らの『学び合い』実践をSNSで発信し続けたらパンデミックは起こるのです。47都道府県で割れば24人なのです。

 あなたが毎日『学び合い』の実践を発信し、あなたの都道府県の23人が同じことをすれば日本の教育は変わるのです。難しいことではないはずです。『学び合い』をしていれば、子どものことがよく見えます。毎日、毎日、笑えるような、嬉しくなるような子どもの言動を得ることが出来ます。それを自慢すれば良いのです。

 ゼミ生に言うことです。

 私は日本で一番小さな国立大学の教師に過ぎない。君との違いは殆ど無い。ただ、私は二十年間、ほぼ毎日、情報発信をしている。そこが違う。君が5年間、毎日、情報発信をすれば、必ず数千人以上のフォロワーが生まれるよ。

 と。

 日本を変えるには権力者である必要はありません。同じ思いを持ったみんなでやれば良いのです。ただし、自分の出来るちょっとしたことを毎日やり続ける。それがポイントです。