お問い合わせ  お問い合わせがありましたら、内容を明記し電子メールにてお問い合わせ下さい。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。             

2007-01-26

[]セオリー通り(その2) 12:52 セオリー通り(その2) - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - セオリー通り(その2) - 西川純のメモ セオリー通り(その2) - 西川純のメモ のブックマークコメント


 ある学生さんより以下のメールを頂いた来ました。

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

 『西川先生にお詫びとお礼を申し上げたくてメールさせていただきました。○曜○限の授業を聴講させていただいていた○○です。直接お詫びを申し上げたかったのですが、昨日言いそびれてしまったい、西川先生とのコンタクトの取り方が分からなかったため、メールさせていただきます。

 何度か授業を欠席したこと、本当に申し訳ありませんでした。自分の勝手な都合で欠席し、先生にたいへん失礼なことをしてしまったと思っています。申し訳ありませんでした。また、今回この授業で「学びあい」について知ることができ、さまざまなことを考えるきっかけとなりました。お借りした本には、「目からウロコ」のことがたくさんありました。そして、実際にこの授業で西川先生が「学びあい」を体験させてくださったことから、何よりも強く「学びあい」のよさを感じました。「学びあい」では、目標子ども同士が目標を共有しあうと、それに向かってどんどん進んでいこうとするんですね。あまり親しいとは言えない他コースの学部生の方と「学びあい」ができたことは、貴重な体験だったと思います。本当によいメンバーに恵まれていたというのもあると思いますが、話し合いの活動は面白く、自分がいる意味があることを実感でき、「学びあい」のすごさを感じずにはいられませんでした。また、私は、勝手な理由で欠席しいていたことを強く後悔し、「もうみんなに迷惑はかけられない。みんなに少しでも貢献したい。」と思いました。自分の心の変化を感じながら、「あぁ、学びあいって人をこんな気持ちにさせるんだ!」と感動しました。欠席していたことは本当に申し訳ないのですが、そのことで、さらに「学びあい」のすごさに気づけたような気がします。』

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

 次のことを付け加えます。上記の授業に関しては、既に評価を出した後です。もう一つは、これだけ感謝された授業で私がやったことは、ごく僅かです。

 1)我々の研究室の本を6冊与え、この本を分かりやすくして欲しいと求めたこと。

 2)2回に1回程度、3分間程度のお説教をいったこと。

 3)学生さんに聞かれたことを、授業あたり数回応えること。

 4)それ以外の時間、即ち1時間半の95%以上は、教室の隅で寝ていること。

 本当に、セオリー通りです。