■ [大事なこと]何故、子どもを信じられない
『学び合い』は煎じ詰めれば簡単なことです。教師一人がなにもかも背負うことは無理、だから、子どもたちに自分の頭で考えるよう求める方が良いでしょ?ということです。でも、分かってもらえない先生は、「子どもは無理です?」と言います。まあそうでしょうね。たしかに、それが出来ない子どももいます。個を見つめている限りは、そういう判断が働くでしょう。今の先生方は、子どもたちが互いに支え合うと言うことを信じられないようです。
なぜ、そんなに子どもたちを信じられないのか、ふと、考えました。その結果は、おそらく、先生方が集団を信じていないのだと思い至りました。そして大人の自分でさえ出来ないことを子どもが出来るとは思えないのでしょう。たしかに今の先生方(私を含めて)は互いに支え合うということを信じられない状態にあるのでしょう。
しかし、現在に毒されていない子どもの方が、直ぐに支え合えるのですが・・・・。それを通して、「みんな」の大事さを自分が学べるのですが・・・
■ [大事なこと]『学び合い』の道徳(完全版)
今年、『学び合い』による道徳の実践を行いました。具体的には、子どもたちに自分たちの足りないところを考えてもらい、それを良くできるような副読本を作るというものです。小学生1年~6年の実践です。
作品集を見せてもらいましたが、私の一言は「○○さん、教師が手を入れては駄目だよ」でした。実践した院生曰く、「何も手を入れていません」でした。子どもたちの力を信じ切っている私ですら誤解してしまうレベルです。詳しくは、実物を見てください。
今回は完全版をアップします。HP(http://www.iamjun.com/)の「『学び合い』を学ぶためのコーナー」の「『学び合い』の玉手箱」にあります。
読んでみると、感激ものですよ~ん!
すべての子どもの作品を見るとレベルの高さが分かります。カラー版です。そのため全320MBです。心して、ダウンロードしてね。