■ [大事なこと]宇宙人がいる
昨日は高知、そして本日は岡山に来ています。同志の人と飲むのは楽しい。
さて、『学び合い』の会で語り、参加者の率直な意見をいただくと、残念に思うときがあります。事実のデータを見せても、既存の枠組みで理解してしまうため誤解が生じるようです。でも、しょうがありません。
我々が言っていること、それは「裏山に宇宙人がいた」と触れ回っているようなものなのですから。その人が、宇宙人の写真を見せても、映像を見せても、「どんなインチキをしているのだろう?」という前提で解釈するのは、当然のことです。そういう方には、宇宙人を目の前に見せても、その細胞を顕微鏡で見せても、信じないでしょうね。そういう方が納得する方法、それは「みんなやっている」という方法しかありません。残念ながら、我々はまだそうではない。でも、うすうす気づいている人は、必ずいます。その人たちに語りましょう。
分からない人と関わり合うのは難儀です。特に、今の我々は無視し得ない相手方、笑い飛ばせない相手方になりつつあります。感情的な反発もありでしょう。でも、愛を持って対応しましょう。たとえその方々には最後まで分かってもらえなくても、それは大事です。なぜなら我々は見られているのですから。その中で我々がまがい物か本物かが吟味されています。
とにもかくにも、現実に結果がある。同志の方々の実践の成果は、様々でしょう。でも、少なくとも従来指導型よりは「まし」ということは確かだと思います。そして、それは子どもが一番知っています。我々は教師の中での理解者では、まだまだ少ない。しかし、子どもを含めた理解者の数で言えば、自信を持ってダントツ一位だと思います。ね。
したたかにやりましょう。