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2011-03-23

[]ヒートショック 23:02 ヒートショック - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - ヒートショック - 西川純のメモ ヒートショック - 西川純のメモ のブックマークコメント

 不謹慎なことを書きます。ごめんなさい。でも、なんか、無理にでも明るい未来を考えたいので。

 私は生物学大学で学びました。その中で、学んだものの一つに、生物は困難なときに子孫を残す、ということです微生物に生きるか死ぬかの温度にさらしたり(ヒートショック)、もしくは、生きるか死ぬかの飢餓状態(スターべーション)を与えると子孫を残すのです。これは、ほ乳類でも同じです。満ち足りた状態だと、子孫を残そうとは思わないのですね。

 十年、百年の国難です。その中で、支え合う家族が、多くの子どもをなすのではないか、とふと思いました。新しい命が生まれたらいいなと思います。

[]自分の出来ること 22:32 自分の出来ること - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 自分の出来ること - 西川純のメモ 自分の出来ること - 西川純のメモ のブックマークコメント

 災害に際し、何が出来るかを考えました。でも、私の出来ることは、今までもやっていることを続けることだと思います。今は、それぞれの特殊能力が必要です阪神災害の際、理髪業の方が被災地に行って散髪した、と聞いて、なるほど、と思いました自衛隊の方だけが出来るのではなく、腕に技のある方は出来ることがあるのだと思いました。でも、大学教師の出来ることはなんだろうか、と思いました。そして、上記の通り、今までもやっていることを続けることだと思いました

 この1、2週間は、命をかけてやれることをやっている方の時間だと思います。

 そして、ちょっとホッとしたとき、理髪業のように、腕に技のある方が、頭を使って出来ることを見いだす時間だと思います。

 その後、つまり復興の道筋が見えてから、その後です。そこから凡夫の出番だと思います。一人も見捨てない教育社会の実現、私はそれをやりたい。そして、凡夫の同志に願いたい

 みなさんは、子どもたちの姿を通して心現れる経験は少なくないと思います。そして、その一部は私のHPに公開しています。みなさんが悩み、それを乗り越えた成果があります。その一部は私のHPに公開しています。でも、私が公開できるものなんて、ごくごく一部です。みなさんが勝手勝手に、そして自由気ままに情報発信してください。ようは、みなさんが自分の教え子の「自慢」をすればいいのです。その一つがブログです

 でも、もう一つの可能性が見えましたHPです。この数日、Jimdoとつきあいました。実に簡単です。少なくとも、Jimdoという言葉を含む書籍を読めば、五十代のオッサンでもなんとかできます。みんなで教え子自慢をしましょう。稚拙でいいんです。それによって、救われる教師も子どもも少なくありません。その可能性を感じています。

 今、買い占めをしない、節電をする、募金に応じる、という以外の道を見いだせない同志へお誘いします。迂遠な道ですが、半年後、1年後、十年後に生かせる道があるとしたら、何か。今、何かしなければならないと焦りながら、とにかく目前のことをやっています。