■ [大事なこと]来年
毎年、年末年始に多くの方には意味不明なメモを毎年書いています。今年も書きます。
2011年の夏に、私はムーアのキャズム理論に基づく戦略を展開することを決めました。彼の理論に基づけば、市場を究極までセグメント化し、重点攻略するニッチ市場を定めることが大事です。私は、それを小規模校と定めました。http://goo.gl/qTlTQ
次に大事なのは、ホールプロダクトです。今、我々が攻略しなければならない市場は、むちゃくちゃな成果は必ずしも望まないが、絶対に確実であることを望む市場です。だから、スタートブックの次に、1週間に1度の『学び合い』を提案したステップアップを書きました。そして、来春には職員集団によって『学び合い』を実践するための本が出版されます。つまり準備は完全に整いました。
では、小規模校のどこを重点的に攻略するか?幸い、某県の同志が『学び合い』の種をまく機会を与えてくれることになっています。取らぬ狸の皮算用ですが、おそらくその県の数パーセントの学校は直ぐにトライしてくれると期待しています。そこで実践をあげれば数年の内には2割の学校がトライしてくれます。もちろん、それは1週間に1度のレベルだと思いますが、そこから急激に広がるはずです。(と、願っています)
ここまでは消化試合みたいなもので、粛々とやれば、結果は必ずついてきます。
では、私は来年何をするか?次のニッチ市場として、特別支援を考えています。これはどれだけうまくいくか分かりません。しかし、来年度中に一石を投じ、その波紋を見極めたいと思っています。
もう一つは、今年中に出来なかった、中学校区レベルの小学校群の形成、小中・幼小連携を定常化させたいと思っています。そして、学校がコアになる地域コミュニティーの再生を実現したい。まずは、教室の後ろのちゃぶ台作戦を実現したいと思っています。
追伸 明らかに『学び合い』が授業方法で無いことは上記で明らかですよね。