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2014-12-17

[]変 21:12 変 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 変 - 西川純のメモ 変 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 私が学生さんに繰り返し言うこと。

 教材研究なんて無駄。そんなことをするぐらいだったら、声の出し方、手の抜き方を学ぶべき。教材研究で良い授業を目指したら、100年たっても無理。せいぜい、1年間に数時間、納得できる授業が出来るぐらい。それより圧倒的大多数の時間をよくするならば、声の出し方、手を抜き方を学ぶべき。それはその学校の先輩から聞けば良い。

 でも、上記で引きつけられるのは、まあ4週間、長引かせても3ヶ月が限界。そっから先はどのような立場で子どもに向かっているか。そこで大事なのは、自分が何のために教師になろうとするか。子どもと同じ次元で考えていれば、すぐにそこが見透かされる。子どもが到達できない視点でものを見られるかどうか。

 君たちは子どもをしっかりと叱れるか?しかるためには、自分の中で何が正しいか、何が間違っているかがハッキリしていないとだめ。それがぶれると、すぐに見透かされる。次に、自分の信念があったとき、それが子どもたちが分かると信じられるか。この二つが成り立つ人がしっかり叱れる。ただし、非民主的なしかり方ではなく、あくまでも大人の対応で叱れる。

 てなことを教科学習で豊かに出来る。という大学教師がいないだろうな。その教師が数多くの学会から賞をもらっているのだから、たちが悪い。どう考えても、変な大学教師です。

 てなことを、良いかも、と思う学生さんも2割います。

追伸 不遜ながら、上手い一斉指導だったら、いくらでも出来ます。が、その限界もよく分かっています。

 あ、ほろ酔い気分です。

[]増刷 19:09 増刷 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 増刷 - 西川純のメモ 増刷 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 本日、「クラスと学校が幸せになる『学び合い』入門」の3刷が決定しました。秋口は教育書が売れない時期なのですが、順調に売れています。ありがたいことです。Mさんの本も増刷が決まったそうです。ありがたいことです。

 ご愛顧感謝します。

 なお、今年度中の発刊予定です。このように出版できるのもみんなのおかげです。

 1月 「子ども達のことが奥の奥までわかる見取り入門」(明治図書)、「『学び合い』で「気になる子」のいるクラスがうまくいく!」(学陽書房)

 2月 「子どもが夢中になる課題づくり入門」(明治図書)、「簡単で確実に伸びる学力向上テクニック入門」(明治図書)、「『学び合い』を成功させる教師の言葉がけ」(東洋館出版社)、「新任1年目を生き抜く 教師のサバイバル術、教えます」(学陽書房)

[]2割 19:09 2割 - 西川純のメモ を含むブックマーク はてなブックマーク - 2割 - 西川純のメモ 2割 - 西川純のメモ のブックマークコメント

 物事は賛成2割、反対2割、中間6割だと思っています。私はハッキリとした主張を持って大学で講義をしています。明らかに他の教職大学院の先生方と違います。かなり変です。当然、反感を持つ学生さんもいるでしょう。

 が、それに興味を持つ2割はいます。大事なのは、その学生さんに、周りの人に伝えられるメッセージを与えることです。

 本日、教職デザインコース21名の2年生のうち5名が西川ゼミに所属することが決まりました。大体2割です。今までの大学院生、学部生でも、おおよそ2割が西川ゼミに所属しています。それぐらいが適正なのだと思います。

 まだ、2年生はまだ本性を出していません。でも、本性がどんな子なのか、楽しみです。『学び合い』に興味を持つ子なのですから、楽しいのは確かです。ま、彼らも私の本性を知りません。頭の良い中学生、そっくりの私の本性を。ふぉふぉふぉ