お問い合わせ  お問い合わせがありましたら、内容を明記し電子メールにてお問い合わせ下さい。メールアドレスは、junとiamjun.comを「@」で繋げて下さい(スパムメール対策です)。もし、送れない場合はhttp://bit.ly/sAj4IIを参照下さい。             

広域通信制

  保護者の皆さんへ
 広域通信制を考えてみませんか?
 私は大学院の授業で「広域通信制のパンフレットを取り寄せ、現状の公立学校が勝る点を述べよ」という課題を与えました。これから教師になろうとする人や、現職派遣の人達と議論しましたが、何もありませんでした。
 現状の公立学校の強みは、そこにおける授業ではありません。それだったら通信制の方が勝っている。何故なら、かなりの話術のある教師が、チームで作った教材を使っているのです。公立学校で急遽つくった教材のレベルと比べると雲泥の差です。
 じゃあどこに差があるか?
 それは多感な時期をともに過ごした人との関わりです。
 が、それを公立学校で活かしているでしょうか?
 自分自身の児童・生徒時代を思い出して下さい。1年間同じクラスなのに一度も話したことがない人は半数近くいたのではないでしょうか?よく話す人は何人でした?おそらく数人ぐらいでしょう。それだったら、仲の良い子ども同士(または兄弟姉妹)でいっしょに広域通信制学校に転校、入学してはいかがですか?
 広域通信制高校では大学進学で不利になることはありません。むしろ有利になります。なにしろ、受験に関係ない科目は最低限の時数でいいという通信制の特例があります。例えば、数Iは年間で3時間でいいのです。ビックリするでしょ。でも、事実です。私学文系を目指す人には朗報ですね。そして、受験に特化した、授業も用意されているのです。
 広域通信制の教師は授業負担から解放されているので、個別サポートに専念しています。丁寧な進路指導を受けられます。なお、大学進学に拘る必要もないでしょう。いま、大学は入りやすくなりましたが、就職はしにくくなっています。広域通信制高校では、即戦力の能力を育てるプログラムも用意されています。
 中学校における広域通信制学校は正式の学校ではありません。それを不安に思っている方もおられるでしょう。ご安心下さい。私が高校教師のとき、3年間で3日しか登校しなかった子どもを生徒として教えました。義務教育は不登校でも卒業できます。そして、実態としての教育は公立中学校に勝っています。まあ、内申書はオール1になるでしょう。公立高校の受験には不利です。でも、公立高校に進学することに拘る必要があるでしょうか?おそらく、公立高校の偏差値50半ばから40半ばの普通科高校は、卒業してから就職につながらない大学進学を勧めるしか能がないのです。そのあたりに気づいた子ども、保護者が増えているので、そのあたりの公立普通科の志望者は軒並み減少しています。それだったら広域通信制高校に進学すれば良いのではないでしょうか?
 お金のことが心配かもしれません。
 ご安心下さい。色々な補助金が用意されています。
 まずは以下をご覧下さい。
https://amzn.to/3jz6J1N
追伸 以上の文章を読んだ公立学校の先生はお怒りになっているかもしれません。是非、怒って欲しい。ただし、広域通信制の教育を理解し、それに勝るのは何かを考えて欲しい。公立学校には素晴らしい宝があり、可能性があります。しかし、それを活かしていない。それが歯がゆいのです。