■ [ゼミ]忘年会
西川ゼミ忘年会の写真です。ねぶでやりました。
今年は7人の学部2年生が西川ゼミを希望し、入りました。教職デザインコースの3分の1です。特筆すべきは4人は女性です。女組復活です。
残念ながらニッシーは高知、谷さんは抜歯、女性新人4人はバイトで参加できませんでした。
最初から、最後まで笑い続けた呑み会です。男性新人3人は普通そうですが、西川ゼミを選ぶ猛者でした。あはははは
■ [大事なこと]語りのレベル
子ども達に語るとき、どのレベルのことを語るべきかを悩むと思います。例えば、私の「学歴の経済学」で書いていることを語る場合、そのままでは無理だなと思うのは当然です。それが小学校低学年となれば不可能と思うのは当然です。しかし、『学び合い』の子ども観である「子ども達は有能である」から答えは自ずと決まります。『学び合い』のセオリーです。教師が動かせるのは上位2割です。その子ども達を思い浮かべて、語りを考えればいい。
あとの8割は教師がどんな説明をしても分かりません。そして、あまり残りの8割を意識して語ると、本来動かすべき2割がそっぽを向きます。何故なら、2割を信じていない教師の心が見透かされるからです。2割が「やるぞ!」と思わせるには、大人として接することです。彼らが今まで語られたことのないレベルを語り、それが理解し行動できると信じたとき2割は動きます。
残りの8割は、「何か知らないけど、先生は本気でやろうとしている」、「あの子とあの子はうなずいている。きっと良いことを言っているんだろう」と思わせれば良いのです。その子達には2割の子どもが分かりやすく説明してくれます。
『学び合い』のセオリーは強力です。それらは学校観、子ども観に導かれるものです。それらがシンプルだから普遍性がある。そこから様々なセオリーが生まれるのです。