教師は教科内容を教える必要はありません。それは子ども達が出来ること。教師がすべきことは何か？それは人の道を語ること。ただし、それを何度も語る必要があるとしたら、それは語っていることが本心で無いから。語っていることが本心であれば、2割弱の子どもには伝わるから。
私は西川ゼミに満足しています。ただし、何がどうしたかは、全く知りません。私の知り得るのは、全体的な香りです。
その香りは良いのですが、個別のある事案に関して、脱力するようなことがありました。原因は私です。私がその意味をちゃんと語っていなかったからです。ということで、全体ゼミで「説教」をしました。ま、10分強ぐらいですかね。でも、私がそれだけ語ることは希です。記憶では、3、4年は無かったと思います。
ゼミ生の現在の幸せと、未来の後輩の幸せを語りました。このことが分かることが自分の幸せに繋がることは、私を見ているゼミ生は分かると思います。
幸せはタダではありません。それなりの行動をし続ける人が享受できるものです。
この感覚が、『学び合い』の奥義なんだけど。これをリアルに、様々な次元で、様々な人を巻き込めるか。ま、教師として、それを分からせる私でありたい。
