未だに、最初担任した子どもが夢に出ます。嬉しい反面、苦しいです。
義務教育の方々、高校の偏差値40以上の方々は子どもが奈落に落ちる姿を見ていない。もちろん、犬畜生みたいな親を知る方は、そういう子どもがいることを知っています。でも、目の前の子どもの多くがそういう子どもであり、その子どもの最後の繋がりを切ることはないですよね。私はそれをやりました。
でも、それだけではない。私が卒業式によばれたとき、そこに私の教え子は3人しかいませでした。今は分かります。多くの教師が目指しているカリスマ教師だったからです。恐ろしい罪を犯しました。カリスマ教師は子どもと繋がります。その結果、子ども同士の繋がりを弱めます。いや、教師との繋がりに関して競争的な関係になるのです。
これは学力的に最底辺の高校教師だったから気づけました。しかし、多くの教師は気づけていない。そして、その結果として非正規雇用の人たちを大量生産している。
私の行動原理は、ここにあります。だから、面白い授業、わかりやすい授業のレベルの議論に関わると、げんなりします。
昨日、また、夢にうなされました。いつ、解放されるのだろう。