最近、とあるZoom会で、感染拡大地域の教師の方々から、現在、行政から強いられていることを聞きました。話の間中、大爆笑の連続です。
現実の教師の能力、マンパワーから考えて出来る範囲のことを求めているところは「おいおい、それでいいの？」というものです。
逆に、それを考えずに求めているところは「そんなこと無理じゃない」というものです。そのことを指摘したら、「でも、教育委員会からの指示を実行するように校長から厳しく指導されているのです」と言われました。私は、「じゃあ、10秒間、空中浮揚せよと校長から厳しく指導されたら空中浮揚するように努力する？」と言ったら、みんな大爆笑です。
上がどんなに言っても出来ないものは出来ません。そうしたら行政は、30回トランポリンで跳べば総和で空中浮揚は10秒間です」というような解釈を出すよ。思い出してみて、アクティブ・ラーニングや主体的・対話的な学びだってそうだったでしょ。だから、やったふりをすればいいのです。少なくとも、自分がその意義を感じられないものは。安心してください。教員が免職になるのは、飲酒運転、公金横領、商品に手を出すの3つです。無能で解雇はほぼありません。横並びのことをしている限り、解雇にはなりません。横並びの先生方も結局、やったふりをします。
1ｍのソーシャルディスタンスや無言を強いることに意義を見いだせません。だって、青酸カリを1ｇ飲むのと、1ｋｇ飲むのと違いがありますか？いずれにせよ死にます。授業中にどんなに強いても、休み時間等を管理できるとは思いません。その時間だけで十分に感染するだけの距離と時間があります。教師のマンパワーから言って不可能ですが、仮に、休み時間も含めてソーシャルディスタンスと無言を強いたら、児童虐待のレベルでしょう。
感染拡大地域の人たちに、授業開始はいつかを聞くと5月7日のようです。私は満面の笑みで「5月7日に再開できると思う？」と聞くと、全員がニヤニヤしていました。さて、何日に再開できるでしょうか？私の息子がお世話になっている大学は、早々に8月いっぱいまでネット授業にすることを決めました。潔いと思います。
しかし、今の行政はバナナのたたき売り状態です。とりあえず、今のところ。です。
それは仕方がない。
でも、私のこれを見ている人たちに申します。もうすぐ、どうしようない状態に陥り、行政的には「やってます」ですが、現場は「なにもしていません」の状態になります。ならば、分かる人は、やりましょう。
家内との晩酌の関係で、今日は、ここまで。明日書きます。
