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 本日のリアルゼミでコロナワクチンに関して、二つのことを聞かれました。そのやりとりです。大凡、以下のように応えました。具体は、近日中にユーチューブ(https://www.youtube.com/channel/UCYaLRGq6dbEP63IGwQd0QFA)でアップされると思います。

 第一は、子ども達にワクチン接種をしたかを挙手で聞いた教師がいて、非難されているようです。それをどう思うかと聞かれました。以下のように応えました。

『私はどう思うか、判断するかを知りたければ、西川ゼミで私はどうしているかを思い出せばいい。おそらく、非難している人達と、私が想定している子ども集団が異なるのだろう。ゼミでワクチン接種したかどうかを私が聞いたとして、それで何か問題が起こると思う?思わないだろう?つまり、そんなことぐらいで問題が起こるクラス集団であることの方が問題の根本だよ。そんなクラスだったら、何をやっても問題が起こる。』

 第二は、ワクチン接種によって行動制限が解除になった時、ワクチン接種していない子どもと、している子どもに差が生じる。それは差別ではないかと聞かれました。以下のように応えました。

『そもそも行動制限を課すことは民主国家においては異常なことだ。そうするには合理的な理由が必要だ。合理的な理由がないのに行動制限を課すことは許されないことだ。考えてみて。糖尿病の人が食事制限しているから、健常者も同様の食事制限を課すべきだと思う?糖尿病の人を守るために食事制限している。そうで無い人にまで食事制限を課すことは許されないことだ。』

 何でもかんでも横並びでなければならないというのは、いかにも工業化社会のコードに支配されている人の思考方法だと思います。