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想定

 教師が、何を許すか、何を許さないか、何をするか、何をしないかを決めるのは、想定する子どもに依存します。分かりやすいのは、地方のトップ校は私服なのに、それ以外は制服です。ようは私服にしても大丈夫な子どもなのかが基準です。

 ところが、『学び合い』において、一般の教員が考えられないほど子どもを信じて、任せます。信じて、任せている教師は、目の前の子どもを信じているわけではありません。『学び合い』では子ども集団を信じて、任せているのです。

 一定数の子ども集団であれば、まともな判断を出来る子どもは必ずいます。そして、多くの子どもは誰の判断がまともかは分かるのです。だから、有機的な集団をつくりさえすれば、子ども集団を信じ、任せることが出来るのです。

 高校現場で、素晴らしい試みを知りました。でも、賛否両論でしょう。それは、それぞれの人が想定しているのが「子ども」なのか、「子ども集団」なのかで大きく変わります。

 きっと、参観者は、あの高校だから出来るのね、と思うでしょう。これって附属小学校の研究発表と同じですね。この愚痴、附属学校で教えた人もします。あはははは

https://www.nishinippon.co.jp/item/n/416528/?fbclid=IwAR2MFZpQsamEZ-n2ItpvOlnbYXwj6uB5Eowi4EAdZo_UDiOtlQZNT-_OEvQ

追伸 ゼミ生の運営している動画(https://www.youtube.com/channel/UCYaLRGq6dbEP63IGwQd0QFA )を見ている方だったらお分かりでしょう。私はゼミ生に対して「バカ」を連発します。もちろん、笑顔で。でも、ゼミ生達を全幅に信頼しています。そして、信じられないほど任せています。任せた結果として問題が生じても、その責任は取ります。何故なら、有機的な集団だからです。ゼミには大馬鹿はいます。一方、まともな人もいます。でも、多くのメンバーは、どちらがまともかを判断できます。だから、信頼できるのです。
ということをゼミ生が読めるここで書くのです。教育的指導です。