本日、帰り際に孫弟子である同僚に会いました。科学研究費の申請期限なので休日に遅くまでいたようです。彼から「先生は申請しないのですか?」と聞かれました。
科学研究費は日本中の研究者が申請します。それを審査するのは1段階、2段階とあります。この中で2段階の審査委員はごくごく少数です。私が関係する教科教育の場合、全教科の審査委員は3人だけです。その2段階の審査委員を務めたことがあります。地方大学で選ばれるのは極めて希です。
彼に言いました。
私が申請しても通らない。だって、ぶっ飛んでいるから。
彼は、分かるかも知れません、と言って笑いました。
今の私の武器は、科学研究費のお金より、人的ネットワークです。