ある方に相談を受けました。その方は、学校現場はとてつもない状態になっていることを訴えたのです。
私はそれをじっと聞いて、既に崩壊しているでしょ?と語ったらきょとんとして、しばらくして眼が大きく広がりました。そして、今後はどうなるかを聞かれました。私はニコニコしながら、もっと崩壊するだろうねと言いました。その方は今後はどうなるのでしょうか?と聞かれたのです「既に崩壊している。市場占有者が出来るのはそれを見せない技しかない」と申しました。例えば年単位の変形労働時間制です。ちょっとでも法規を知っている人ならば、そんなのは成り立たないのは明らかなのに、文部科学省の役人はそれをOKしたのです。
その方は、出口がなく苦しんでいました。その方に対して「愚か」と一蹴しました。中長期の解決策をセオリー通りに伝えました。でも、その子を救うには時間がかかります。目の前の子どもを、今救う道は、文部科学省、都道府県教育委員会を捨てるのです。実は、かなり質の高い、別な選択肢はあります。
ということを、これから多くの保護者と子どもが分かるだろうな。そして、それを分かった人が一人でも多くを救わねば。