ゼミ生から森羅万象天地間のありとあらゆる質問を受けています。そして、質問に瞬時に応えています。彼らの質問はおおよそ4つに分類できます。
1)『学び合い』の実践の仕方(これは最初は多いですが減少します。本を読めばいいだけですし、先輩に聞けばいいことですから)
2)子ども達が幸せになるにはどうすればいいか?(これは1の段階を越えた頃に質問します)
3)自分が幸せになるにはどうすればいいか?(2を達成するには、自分が幸せにならねばと分かる頃に質問します。結局、自分の軸が決まらなければ、集団をリードする2割弱を納得させることが出来ません)
4)その他です。これは多種多様です。「ウシガエルは学び合えるか?」という質問に対しては、学術的に応えました。付き合っている人との相談には3)に関わって応えます。
1,2、4の質問に対してはかなり普遍性のある返答が出来ます。学術的根拠に基づき応えることが出来ます。しかし、3はそれが出来ません。個人の問題は『学び合い』のセオリーも、生物学、歴史学、経済学、認知心理学、経営学で応えられません。一人一人が多様ですから。だから、私は私を語ります。私の語る私が説得力がある。私は今の私が幸せです。だから、幸せとは今日と同じ明日が来ることと確信しています。でも、これは若いゼミ生には分からない。でも、そう思い込んでいるオッサンがいることは意味があると思っています。ま、これが西川ゼミの特典でしょう。