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今すぐに

 何度も書きましたが、市場占有者は改善は出来ても改革は出来ません。それは彼らが無能であったり、怠惰であったりするわけではありません。市場占有者は「未来」の顧客より、「今」の顧客の要望に応えなければならないのです。部活動改革もかなり無様になっています(https://news.yahoo.co.jp/byline/maeyatsuyoshi/20221228-00330424?fbclid=IwAR3lrUmMZgZ9dEV04-4_p96-5plsq6S3ha_Vzgem1J5NTCMZXs6k_nhDeUo )。

 部活改革も、入試改革と同じく無様に消えて無くなるでしょう。今の子どもや保護者のなかには部活を存続して欲しいと願っているのです。特に、学校を保育園と考えていて、それを前提に生活設計している人は多いですから。だから、それらの「今」の顧客の要望に応えなければならないので、部活を無くす(もしくは大幅に縮小する)という改革は出来ないのです。そのため、小技の改善を喧伝し、それが潰れていくのです。

 繰り返します。

 文部科学省や都道府県教育委員会に期待するのはやめましょう。

  じゃあどうするのか?

  2.5%のイノベーターが部活顧問になることを拒否すれば良いのです。ほんの数人でも声を上げたなら13.5%のアーリーアダプターも拒否できるようになります。そして16%のキャズムを越えたならば、物事は一気に変わります。

 おそらくゴチャゴチャ言うであろう管理職はいるでしょう。でも、口先の善意の裏側は何かを知るべきなのです。結局、保身・怠惰なのです。それに対して、どうすれば良いかを知るべきなのです。

 私のSNSのリピーターの方の中にはイノベーター・アーリーアダプターが多いでしょう。

 イノベーターの方、今度の「部活顧問の断り方」(https://amzn.to/3YW47jt )を今すぐ読んで、来年度の部活顧問を断りましょう。アーリーアダプターの方も直ぐに読んで、イノベーターの人をバックアップして下さい。そうすれば再来年度に部活顧問を断ることが出来ます。その段階で、一気に変わります。

 本書のタイトルを読むと、部活の意義を知る方にとっては呪わしい本のように思われるかもしれません。違います。今のままでは私の本があろうと無かろうと、部活動は破綻します。だから持続可能な部活動、そして、子どもの一生涯の幸せに確かに繋がる部活動に早く移行すべきだと私は思っています。詳しくは本書をお読み下さい。

 冬休み中に読んで、直ぐに作戦を練って下さい。