『学び合い』は便利な一斉指導のツールとして使うことも出来ます。しかし、それを最高度に高めるには、生き方のレベルに高めなければなりません。これは一斉指導も同じです。結局、クラスをリードする子どもは「その人」を見て、行動を加減します。
だから、ゼミ生からぶれずに生き方のレベルにする道を聞かれます。
多くのゼミ生は、一定の本を読むことによって、私の講演を聴くことによって、それが実現できるのではないかと思っています。
ちがいます。
人は人に繋がることによって、ぶれなくなります。ブレが小さいひとと繋がることによってぶれなくなります。
四月になって、私のゼミで2年間過ごした人が2名オンラインゼミ生になります。私やオンラインゼミ生と繋がることが、自分の軸をぶらさないようにすることが有用だと理解したのだと思います。実は、そういうゼミ生と繋がることが私がぶれない道なのです。
『学び合い』の最終形は生き方の問答のように思います。多くの方には意味不明だと思いますが。
